ホジュン68話(最終話)ネタバレ

ホジュン~伝説の心医~68話(最終話)のあらすじネタバレをみていきます。

 

 

ジュンは「東医宝鑑」を完成した功績で、流刑地から漢陽に戻ることができた。

 

王は念願が叶い、ジュンを手元に置こうと考えたが、ジュンは固辞して山陰への里帰りを願い出る。

 

 

ジュンの願いは叶い自宅に帰ることになるが、母が不治の病にかかったと初めて知り、愕然とする。

 

一方、恵民署には「東医宝鑑」により重症化したという患者が次々と運び込まれ・・・。

 

ホジュン~伝説の心医~68話(最終話)あらすじネタバレ

山陰に戻ったジュンが目にしたのは、昔のユ医院があたかも復活したかのような様子だった。

 

オグン夫婦やヤンテ夫婦が先乗りして、病舎や生薬倉庫の体裁を整えていたのである。

 

薬草採りも現地で雇い入れていた。

 

そのうちの一人が、なんと昔ジュンとともに薬草採りをしていたコクセだったのである。

 

部屋に入り、ジュンはウィテへの感慨にふけった。

 

“師匠。戻ってまいりました。

 

私は、師匠が生涯を過ごしたこの場所で、師匠の遺志を継ぎます。

 

心医となるための努力を死ぬまで惜しみません。

 

どうか見守っていてください“

 

 

その頃、内医院では、宴席が設けられていた。

 

王が「東医宝鑑」の完成を労うよう命じたのである。

 

そこへ、サンファが飛び込んできた。

 

「一大事です!恵民署に患者が殺到を。

 

ただの病ではなく・・・患者たちは「東医宝鑑」に書かれた通りの治療で、異常が出たと訴えているのです

 

一同がざわつく。

 

マンギョンが

 

「まだ出回っていない本の治療法を、どうやったら知ることができる」

 

と聞いた。

 

サンファは答える。

 

「詳細は不明ですが、患者がそう訴えるので知らせに来たのです」

 

マンギョンとゴンニャンが恵民署に駆け付けた。

 

患者によると、「東医宝鑑」によって処方する町医者がいるということらしい。

 

ゴンギは、捕盗庁に通報して都中の医院を捜索するよう、サンファに指示する。

 

 

一方、王に対して「東医宝鑑」の発行を中止するよう、騒ぎを聞いたミョンギョルたちが上申していた。

 

「町に「東医宝鑑」の筆写本が出回っており、記載された治療法により患者が重症化しているとか」

 

サンジェは

 

「患者の中には、既に死者も出ております」

 

ソンが

 

「つまり、記載内容に問題があるわけか?」

 

と聞くと、チャン・ジャクが

 

「あり得ません。

 

内容は、厳密に確認されております。

 

決して問題はありません」

 

ミョンギョルが、チャン・ジャクのほうを向き

 

「死者まで出たのだぞ」

 

と言い、王に向き直り上申した。

 

「王様。莫大な金額を投入した医書が、民を救うどころか苦しめています。

 

発行の中止を強く求めます」

 

・・・御医のドジが参内した。

 

王が尋ねる。

 

「御医は聞け。

 

「東医宝鑑」の発行中止を求める声が殺到している。

 

あの本は役に立たぬのか?」

 

ドジが答えた。

 

「王様。

 

内医院で調査したところ、ある擣薬使令(トヤクサリョン)が、大量の筆写本を作り、町の医院に売っていました。

 

しかも筆写の際、医術に関して無知であるがゆえに、随所で多くの写し間違いを犯したのです。

 

王様。我々が編さんした原本には何の問題もございません。

 

ですから、どうか発行を許可してください」

 

王は納得して

 

「御医の説明で、疑問がすべて解決した」

 

と言い、ミョンギョルに対して、こう命じたのである。

 

「偽の筆写本は直ちに焼却し、「東医宝鑑」の発行作業に注力せよ」

 

 

山陰では、ジュンの母の認知症が悪化していた。

 

食事したことを忘れて騒ぎたてる母が、やっと布団につく。

 

部屋の外で思い悩むジュンを見て、オグンは妻に言った。

 

「何でも治す天下の名医が、母親の病にはなす術なしとは、人生とは分からんものだ」

 

ホンチュンが言う。

 

「ホ先生はどんなにかおつらいでしょうね」

 

ヤンテが患者たちともめている。

 

ジュンが来てみると、患者たちは飢饉のため金が無く、生薬を無料で分けてもらえないか、と頼みに来たのだ。

 

ジュンがこう言った。

 

「ヤンテ、この人たちに生薬を分けてやれ」

 

ヤンテがジュンを追いかけて、このままではユ医院はつぶれてしまう、と抗議する。

 

ジュンは

 

「飢え死にする者が大勢いるのに、我々だけ食っていく気か。

 

共に飢えに耐えるべきだ。

 

患者に寄り添うのが仕事だ」

 

と言い放ち、立ち去った。

 

陰で見ていたオグンが、ヤンテを連れ出しこう言う。

 

「無神経な奴だな。

 

母親の治療も抱えて、手一杯のホ先生に金の話など」

 

結局、ホンチュンが、両班の女性を往診して金を稼ぐことにしたのだ。

 

 

ジュンが、切羽詰まった様子で、オウンを待ち受けていた。

 

近くの村で餓死者が増えているとのことで、ジュンが調査に行きたいとのことである。

 

調査の結果、村人たちは餓死ではなく疫病で亡くなったことが判明した!

 

ジュンは直ちに役所に向かい、県監に備蓄米の供出を求めたが拒否されてしまう。

 

そこで、ジュンはドジに手紙を書き、疫病の発生を伝えた。

 

ドジからソンへ渡されたジュンの手紙を見せられた王は、都提調であるミョンギョルと医師団の派遣を決断する。

 

マンギョン、ミョンウォンらが応援に駆け付けたが、初動の遅れによる栄養不足と薬材の不足は深刻だった。

 

ジュンは、自分が食べるはずだった握り飯を幼い姉弟に与え、自分が飲むはずだった丸薬を娘たちに与えてしまった。

 

そして、オグンたちに丸薬の製造を急がせるように言う。

 

オグンもまた、擣薬使令たちにこう言って丸薬の処方を急がせた。

 

「急いで丸薬を作るんだ。

 

悪化する前に飲ませないと手遅れになってしまう」

 

「薬を飲ませるのが遅れた患者以外は、悪寒と発熱が治まり気力を取り戻しました」

 

ミョンゴルに、報告を、と言われたジュンはそう答える。

 

そして、こうも言った。

 

「ようやく疫病は終息したようです・・・」

 

 

他の地域も疫病が終息し、ミョンゴルの音頭で宴会が始まった。

 

音楽と踊りの派手な宴会の外で、1人ジュンは苦しんでいたのである。

 

ジュンを見かけたダヒが心配してこう言った。

 

「あなた。顔色が悪いです。ご病気なのでは?」

 

ジュンは、心配をかけまいとして、こう返す。

 

「無理をしたから、疲れがたまっているだけだ。

 

ゆっくり休めばよくなる」

 

その時、ジュンを呼ぶ声が聞こえる。

 

ユウォルだった。

 

「ホ先生。お母様の記憶が戻りました!

 

ジュンは、宴席に呼びに来たヤンテたちに、すぐに行くと言い、

 

「母上を連れて、君も行きなさい」

 

とダヒに言った。

 

ダヒは

 

「あなたは休まれたほうがよさそうです」

 

と言ったが、ジュンは

 

「患者を診てから向かうから、先に行っててくれ」

 

と言い、母に

 

「母上。行ってらっしゃい」

 

と言い、固く手を握る。

 

母は、こう言った。

 

「久しぶりのお祭りを楽しんでくるわ」

 

ダヒも行こうとして、ふとジュンを振り返ってこう尋ねる。

 

「お義母様は治ったのですか?」

 

ジュンは頭(かぶり)を振ってこう答えた。

 

「母上との別れが近づいたようだ。

 

亡くなる前に、しばし正気に戻ることがある。

 

君が母上のそばについていてくれ」

 

病舎の外では、祭りの音が聞こえ、ジュンの母も踊りに加わり、周囲の者を喜ばせた。

 

 

一方、ジュンには確実に病魔が忍び寄っていたのである。

 

ダヒが病舎を見に来ると、ジュンが鍼を持ちながら、座ったまま眠り込んでいるのが見えた。

 

ダヒが声をかける。

 

「あなた。私です」

 

返事がない。

 

ダヒが揺り起こそうとすると、ジュンの手から鍼がぽとりと落ちた。

 

そして、ダヒのほうにしなだれかかってきたのだ。

 

ジュンの体は冷たくなっていた!

 

眠り込んでいたのではなかったのである。

 

「あなた!あなた!あなた・・・」

 

 

・・・葬列が続く。

 

民に尽くした心医が、この国一番の名医が亡くなったのだ。

 

身分制を乗り越え、ひたすら医術を磨き後世に残る「東医宝鑑」を世に出したホ・ジュンが・・・。

 

・・・イェジンが、少女を連れてジュンの墓参に来た。

 

イェジンは、ジュンの墓を慈しむようになでる。

 

帰り道、少女が聞く。

 

「イェジン様、イェジン様。

 

誰のお墓ですか?」

 

イェジンはこう言った。

 

「私がずっとお慕いし、尊敬していた方よ」

 

少女は

 

「何をしてた方ですか?」

 

と聞く。

 

「お医者様よ。

 

あの方は・・・まるで地中を流れる水のような方だった。

 

太陽の下で名を馳せるのはたやすいわ。

 

難しいのは、人知れず、地中を流れ人々の心を潤すことよ。

 

それができる方だった。

 

心から患者を慈しむ、心医でいらしたの」

 

少女がさらに聞く。

 

「その方はイェジン様を愛してたんですか?」

 

遠くに夕日が沈みかけ、そっとイェジンは答えた。

 

「それは分からないわ。

 

私が死んで地にかえり、水になって再会したら、その時にぜひ尋ねてみたいわ」

 

 

感想

オグンの言う通り、丸薬が間に合わず、ジュンは手遅れになってしまいましたね。

 

私は、「医者にも感染することがある」と言い、ジュンを平手打ちした時のウィテを思い出してしまいました。

 

自分よりも他人を優先する、ジュンの信念なのでしょうか。

 

そう言えば、握り飯を分けてあげたのも、丸薬を分けてあげたのも、自分ではなく子どもでした。

 

「東医宝鑑」が完成した今、ウィテやグァンイク、大師のような特別な才能を持った医者は必要ないと考えたのでしょうか。

 

衝撃的な結末に、涙が止まりませんでした・・・。

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    まとめ

    68話にも及ぶホジュン~伝説の心医~は衝撃のラストを迎えました。

     

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