韓国の人気俳優:ヨ・ジングさんについてご紹介していきます。

 

デビュー以来、数えきれないほどの作品で主役の子ども時代を演じ高視聴率に貢献してきた俳優のヨ・ジングさん。

 

ちょっと下がり気味の目をした小さな男の子は今、大人の魅力満々に成長してくれました。

 

登場した作品はどれもこれも大好評、文句ナシの変身を遂げた彼のこれまでを辿っていきたいと思います。

ヨ・ジングのプロフィール

  • 氏名(ハングル/漢字) 여진구/呂珍九
  • 生年月日/星座 1997年8月13日(22歳)/獅子座
  • 身長 177cm
  • 血液型 O型
  • 趣味 水泳、サッカー、乗馬、ギター、ドラム
  • 所属事務所 JANUSエンタテイメント
  • 主な出演作品 『ファイ~悪魔に育てられた少年』『王になった男』『絶対彼氏。』『ホテル デルーナ』『太陽を抱く月』

ヨ・ジングの魅力

ヨ・ジングさんの俳優人生は彼が8歳の時に始まりました。

 

2019年現在22歳ですからデビューから14年、まだまだ若いですが俳優としては大ベテランの域に達していますね。

 

十代で“演技派俳優”と呼ばれただけあって彼の魅力は並外れた演技力だと思います。

 

演じる役が国中の娘が恋い慕う王子様なら超・イケメンの王子様に、役柄が人間ではなくロボットでも機械仕掛けにしか見えない姿に、色気のある人物なら黙って目を上げるだけで大の大人にため息をつかせるカッコ良い男性に。

 

とにかく、どんな人物にもなりきってしまうのがスゴイですね!

 

 

何にも演じてない時の彼はいわゆるフツメンにしか見えないのに彼がイケメンになりきると「キャー!めっちゃカッコイイ~!!」とか感じてしまいます。

 

私がヨ・ジングさんにときめいたのは、とあるドラマで被っていたお面を外した瞬間でした。

 

相手役(恋する相手)の前に立ったヨ・ジングさんはただ黙って面を取っただけなのに、相手にじっと見上げる視線の色っぽさといったら・・・たまりません!

 

 

ちなみにこのドラマは主演級の俳優陣にキム・スヒョンさん、チョン・イルさん、ハン・ガインさんといった綺羅星のような俳優さんが多数出演していましたが、ヨ・ジングさんを筆頭に序盤で演じた子役の演技が素晴らしすぎたせいで、バトンを受け取る大人たちには相当なプレッシャーがかかったんだそうです。

 

主演のキム・スヒョンさんも「TⅤで見たヨ・ジングの演技に驚いた。あれを見て“僕も頑張らなければ”と感じた。」とコメントしています。

 

この時のヨ・ジングは引き裂かれても引き裂かれても諦めない強い愛で相手を一途に想い続ける王子を演じていました。

 

まだ少年でしたが彼が演じた王子は文句なしに色っぽくってとってもカッコ良かったです。

 

ヨ・ジング出演・主演の韓国ドラマ作品を紹介!

ヨ・ジングさんがこれまで出演したドラマ作品について、いくつかご紹介していきましょう。

ファイ 悪魔に育てられた少年

この映画でヨ・ジングさんが演じたのは少年、つまり彼は子役として登場するのですが、内容はとても厳しい問題作で、バイオレンスなシーンもありました。

 

ちょっときついタイプのアクションノワールですが、その分見応えは十分あります。

 

 

小さな頃に誘拐された少年ファイ(ヨ・ジング)は事実を知らないまま自分を誘拐した5人の男たちによって育てられます。

 

人を傷つける方法を身に着けながら成長したファイでしたが彼は本来とても優しい心の持ち主でした。

 

大きくなったファイは父親たちと人を傷つける仕事に手を染めてしまい、その辛さに苦しみます。

 

そんな折も折、彼は自分が誰なのか本当のことを知ってしまうのです。

 

 

育ての親への情と憎しみに爆発したファイは“父親たち”を狙い牙を剥きました。

 

自分たちが育てた子供にあっけなく?やられていく“5人の父親たち”それぞれの表情と、男たちを淡々と倒していく少年ファイの対比が凄まじくて言葉を失います。

 

ラスト近くに明かされた“ドンデン返し的な真実”にも驚かされました。

 

かなり刺激が強めの作品ですが見た後に「もう一度見直したい。」「それぞれの場面の人物の気持ちを考えたい。」と思える映画です。

 

王になった男

イ・ホン役とハソン役の二役を演じたドラマになります。

 

このドラマはしがない芸人だった男ハソンが瓜二つの顔を持っていたせいで王様のフリをさせられてしまうという物語です。

 

童話の「王子とこじき」や小説の「影武者」みたいな感じですね。

 

 

「王様の身代わりなんてとんでもない」と一度は逃げだそうとした芸人のハソンでしたが、それまで考えもしなかった“王様の身代わりだから出来る事”に目覚めていきます。

 

冷たい態度しか見せなかった夫(元々の王様)が急に優しくなって戸惑う王妃ソウン(イ・セヨン)とバレないようにハラハラしながら距離を縮めていくハソンのロマンスはドラマのラストまで続きました。

 

宮廷物にありがちな権力闘争や権力の亡者になった年寄り連中との闘いなどなど、色々と問題はありますが最後の最後はハッピーエンド、トップが変われば国も変わるという夢のようなお話です。

 

絶対彼氏。

このドラマは日本の少女マンガが原作の作品で、日本でドラマ化された時は速水もこみちさんが主演、ヨ・ジングさんと同じロボットのゼロナイン役を演じています。

 

演技派俳優として子役を脱皮するためヨ・ジングが選んだのがまさかのロボットというのが衝撃でした。

 

ピンクの心臓を持つ恋人用フィギュア(ロボット)のゼロナイン(ヨ・ジングさん)と過去の恋で鋼鉄なみにハートを凍らせたメイクアップアーティストの女性ダダ(ミナ)のSFラブコメディですね。

 

 

ひょんな事からダダに懐いた謎の男ゼロナイン。

 

芸能人のメイク担当のダダはそんな彼を拒絶し続けましたが相手はまったくめげません。

 

めげるどころか、どんなに冷たくされても優しく寄りそってくれる彼に、彼女の気持ちはいつしか傾いていきます。

ロボットなので全力疾走したら飛んでもないスピードですし人間なら無茶なことでもゼロナインなら平気なのが面白いところでした。

 

 

ロボットならではのクスッと笑っちゃう場面やちょっと呆れるところもありますが、“彼氏”として“彼女”の為に全力で何でもしてくれるなんて恋人としては理想ですよね。

 

中盤以降、本当の愛を知ったゼロナインは初めと違ってより人間らしくなっていきますし、見ている方もどんどん感情移入しちゃいます。

 

とはいっても彼の身体は作り物、人間ではないので一度故障すれば自然に治ることはありません。

 

ドラマ終盤、大切な部品を損傷してしまったゼロナインは修理のため一旦リセットするよう選択を迫られました。

 

 

リセットとはつまりこれまでのメモリーを消してしまってゼロに戻すこと。

 

たとえ自分を忘れても恋人に生き続けてほしいダダはリセットして故障を直すようゼロナインを説得しました。

 

果たして彼は生きる為に彼女との思い出=愛を捨ててしまうのでしょうか・・・?

 

涙と笑い溢れる胸キュンドラマです。

 

 ホテル デルーナ

ク・チャンソン役として出演したこのドラマは、この世の者ではなくなった人が利用するとても不思議なホテル“デルーナ”を舞台にしたちょっと不思議な物語です。

 

とにかく全てが皆風変りな世界ですが画像がとっても綺麗でうっとりさせてもらえます。

 

登場人物の全てが変わっていますがそれが余計に面白さをかきたてますね。

 

 

70歳を過ぎているはずなのにチャラい若者にしか見えないスタッフ、おしゃれなカウンターに立つ500歳の渋いマスター、職務をきちんとこなす無口な受付の女性、極め付けは若々しくも麗しい女社長のチャン・マンウォル(IU)がなんと1000年もここで過ごしてきたということですね。

 

しかもホテルにやってくる人物は皆あの世に行く予定の方ばかりなんです。

 

普通の人間はヨ・ジングさん扮する新人支配人のク・チャンソンのみ。

 

時間を超越した存在がゴロゴロ出てきて少し混乱するかもしれませんが、ドラマ全体に漂う上質なムードのおかげで不思議と違和感をあまり感じません。

 

 

毎回別のゲストが登場するのでわくわくしながら見るのもいいでしょう。

 

特にイ・ジュンギさんやキム・スヒョンさんが登場する回は必見です。

 

画面を見るだけでも楽しいですよ!

 

この作品をこれから見る方はどうかラストのラスト、最後の一秒までTⅤの前から離れないでほしいと思います。

 

 

一番オススメのドラマはこれ!

今回オススメしたいドラマは『太陽を抱く月』です!

 

あらすじを簡単にまとめると以下のようになります。

あらすじ

ドラマの主人公は朝鮮王朝時代の架空の王さま:イ・フォン(ヨ・ジングさん)。

王妃から生まれた彼は世継ぎとして宮殿で何不自由なく育ちましたが、宮殿の外で暮らす異腹の兄になかなか会えず淋しい毎日を送っていました。

ある日、兄に会いたいと思いを募らせたフォンはこっそり外に抜け出そうとして偶然出会った可憐で聡明な娘ホ・ヨヌに心を奪われます。

 

紆余曲折の末、彼女と相思相愛になり有頂天のフォン。

やがて重臣の娘だったヨヌは晴れてフォンの妃に選ばれます。

しかし幸せ絶頂の二人を権力を得たいフォンの祖母が引き裂き、呪いをかけられ倒れたヨヌは実家に帰されてしまうのでした。

 

「私の妻はそなただけだ。」

そう言って病床のヨヌを見舞うフォン。

正式な手続きを済ませていなくても自分たちは夫婦だという証にフォンがヨヌに贈ったポンジャム(かんざし)の名がこのドラマのタイトル“太陽を抱く月”となります。

 

イ・フォン役(子役)として出演したこのドラマこそ、ヨ・ジングさんの出世作と言って良いでしょう。

 

初放映当時、子役たちがちょっとしたセンセーションを巻き起こした異例の作品です。

 

なかでもヨ・ジングさんの演技はどれもこれも見どころ満載なので、序盤の(第7話まで)子供時代も飛ばさずじっくり見て頂きたいと思います。

 

 

この後、ドラマは宮殿に帰ったフォンがヨヌの病死した報告を受けて嘆き悲しむ場面になるのですが、この時のフォン(ヨ・ジングさん)の演技は本当に本当に素晴らしかったです。

 

表情も声もフォンではなくヨ・ジング本人が最愛の人を喪ったんじゃないか?って思っちゃうぐらいに悲痛で、何度見ても苦しくなります。

 

この場面の後フォンの子供時代は終了し、ヨ・ジングは大人時代のキム・スヒョンにバトンタッチするのですが「こんな演技されたらそりゃあ奮起しちゃうよね。」って感じました。

 

作品の序盤で主役たちが入れ替わった後にも視聴率はどんどん上がり、ついに40%を超えるオバケ番組に成長したんですが、その理由の一つは子役たちの頑張りに大人の俳優さんたちが強い刺激受けた事にあるかもしれません。

 

 

私はこのドラマが大好きなのでしょっちゅう見ていますが見直す時は全部初めから、途中から見ることはありません。

 

普通なら飛ばしてしまう子役時代もお宝映像だらけなので、飛ばすのはとてももったいないです。

 

ヨ・ジングさんの役のなりきりっぷりはモチロンのこと、周囲の子役たちやベテランの大人の俳優さん達の演技はたとえそれが悪役であっても文句なく面白いしハラハラドキドキの連続で飽きずに楽しめます。

 

要所に流れるOSTにもウットリするのできっとこれからも何回も見返すと思うくらい間違いなしのおススメ作品です!

 

太陽を抱く月を無料視聴する方法

【太陽を抱く月】を視聴するのは、動画配信サービス「U-NEXT」がおすすめです!

 

先ほど紹介した、ヨ・ジングさんが出演している【ファイ 悪魔に育てられた少年】【王になった男】など含め、ヨ・ジングさんの魅力がたっぷり詰まった動画を、心ゆくまで視聴可能となっています(*´∀`)

 

何より【太陽を抱く月】が全話無料視聴できるのが良いですね!

     

     

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    ヨ・ジングさんは当然のことながら、韓国ドラマが好きなすべての人におすすめしたいサービスと言えますね。

     

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    ヨ・ジングから目が離せない!

    年齢に関係なく俳優として生きてきたヨ・ジングさん。

     

    いつだったか彼はインタビューで「自分の俳優はちょっと飽きたけど、役者として別の人生を生きるのは楽しいし全然飽きない。」と話していました。

     

    そんなことを感じる彼はきっと“役者さんになるために生まれてきた人”なんだろうと思います。

     

    どんな役でもなりきれる“生まれながらの役者“ヨ・ジングさんをこれからも応援していきましょう!