イ・サン5話ネタバレあらすじ

イ・サン第5話のあらすじネタバレを見ていきます!

 

第4話のラストから大人編が始まり、可愛かった子役たちとはお別れです。

これ以降のサンを演じるのは韓国でもトップクラスの人気俳優イ・ソジンさん。

 

キリッとした目と人懐こい笑顔がサン役に打ってつけです。

ではここから“カッコよく成長したサン”をご案内してまいりましょう。

 

イ・サン第5話『毒が残した手がかり』あらすじネタバレ

心を通わせた友と生き別れになって9年。

ソンヨンとテスの消息は知れないままですがサンの心から二人と交わした約束が消えることはありません。

 

“どんなことがあっても生き延びてみせる。”

 

幼い子どもが交わした重い約束をサンはひたすらそれを守り続けていました。

気の休まらない日々を送るサンはどこにいても緊張を解けません。

 

たとえ床についている時でさえ…。

 

とある夜更け、寝静まった東宮殿に怪しい人影が現れました。

 

サンの暗殺を請け負った刺客です。

 

ヒタヒタヒタ…。

 

無言で入り込んだ刺客は音も立てず奥に進み横たわる人影を確認すると剣を力いっぱいに振りおろしました。

 

グサッ!

 

「?!」

 

手ごたえはあったもののどうも様子がおかしい。

 

不審を抱いた刺客が布団をめくるとそこはもぬけの殻でした。

周囲を見回した刺客がギクリと固まります。

 

「…?! 何者だ!」

 

鋭く誰何しますがこの場合、聞いた者が最も不審な存在でしょう。

名を問われた人物は悠然と歩を進め、口を開きました。

 

「他に誰がいるというのだ?

私がそなたの狙う相手、イ・サンだ。」

 

「!!」

 

寝所に忍び込んだ刺客相手に堂々と名乗るなんてすごい度胸の持ち主です。

 

名乗られたほうは相当驚いたでしょうね。

 

しかも刺客よりサンの方が圧倒的に強く、襲ってきた相手を難なく倒してしまうなんて驚きも二乗です。

 

これまでのサンがそれまでどんな生き方をしてきたか、あの可愛かったサンが生き延びるためにあらゆる努力を続けてきたかが分かります。

 

サンは刺客を殺さず生け捕りにしましたが一瞬の隙をついた相手は毒を飲んでしまいます。

 

死んだ男を寝所に残し外へ出たサンは宮殿を守る護衛兵を呼びました。

 

東宮が刺客に襲われたとの一報に宮殿は大騒ぎになり、知らせを聞いた王様も慌ててやってきますが…ここで事態はサンの思わぬ方向へと向かいました。

 

なんと寝所に残した遺体が消えたのです。

 

遺体どころか現場には刺客が流した血すら残ってはおらず、居合わせた者は一様に困惑しました。

世孫は夢を見たのか、それとも狂言を打ったのか?

 

王様までが疑惑の目を向け、立つ瀬の無いサン。

 

サンがいくら話しても“襲われた確たる証拠”が無い以上、状況は変わりません。

 

気がすまないサンは、警備の不備を訴え、護衛する人員を全員入れ替えさせます。

 

警備の責任者はサンの叱責に当惑するばかり。

 

結局宮殿内でサンはますます孤立を深めてしまいました。

 

 

重臣の中には

 

“世孫は幻を見たのだ。気が触れているのではないか?”

 

などとサンに不名誉な疑いをかける者まであらわれて王様はどんどん不機嫌になっていきます。

 

その王様の表情が明るく変わったのは愛娘の訪問を受けた時でした。

 

サド世子の実妹ファワン扇主の登場です。

 

この女性はサンにとっても実の叔母で、数少ない肉親です。

 

政治に興味を示さず朗らかに笑う姿には一片の影も見当たりません。

 

しかし、彼女は決して見かけ通りの人物ではありませんでした。

 

無邪気な笑みを浮かべて父王に接するファワンもまた、権力の亡者だったのです。

 

ファワン扇主は王妃と二人して“気が触れたと噂される世孫”を心配してみせ、その事で王様の心に影を落としました。

 

さりげないファワンの表情と共に、意味ありげな王妃の目付きも気になります。

 

王妃の優しげな言葉やふるまいに含む部分を感じるのは気のせいでしょうか?

 

その頃サンは内官のリーダー、ナム・サチョに刺客が飲んだ特殊な毒について解明を命じていました。

 

彼は

 

“毒の出所を探れば黒幕にたどり着く“

 

と考えたのです。

 

サチョは毒の材料が絵具と同じだと突きとめてサンに報告しました。

事件解明に向かいたいサンでしたが世孫の身ではうかつに動けません。

 

彼に出来る事といえば絵具を使う部署、図画署(トファソ)を訪問する事ぐらいでした。

 

実はその図画署にはあのソンヨンが働いていたのです。

 

 

サンが探し求めていた唯一の友達二人は一年前から都に戻っていました。

 

絵の上手なソンヨンは内官だったテスの伯父のつてで図画署の茶母(タモ…下働き)として働いていたのです。

 

テスもソンヨンもサンが自分たちを探しているとは知らず、9年間陰ながらサンを案じてきました。

 

特にソンヨンは一途にサンを想い、図画署に入ってからは更にその想いを強めています。

 

とはいっても宮殿は広大で、しがない茶母の彼女がサンの姿を目にするなど、夢のまた夢。

 

諦めようと思いつつ諦めきれないソンヨンをテスが不器用に慰めます。

 

そんな折も折、彼女がサンと再び出会うチャンスが巡ってきました。

 

それが今回の世孫サンによる図画署訪問です。

 

毒の材料として目をつけた絵具が、図画署でも扱うものだと考えたサンが、図画署を訪問したこの時こそ二人が感動の再会を果たす時…、だったのですが

 

ちょうどサンが訪れたちょうどその日、ソンヨンは用を言いつけられ図画署から離れていたのです。

 

戻ってきたソンヨンがサンの訪問を知ったのは彼の乗る輿が出立した後。

 

遠ざかる輿を追いかける事も許されないソンヨンと、すぐ傍に探し求めた相手がいるのに気付かないサンのすれ違いがもどかしい場面です。

 

 

哀しみにくれるソンヨンの事を知る由もないサンは、暗殺未遂事件の解明と清国の大使饗応という大仕事に精力的に取り組みました。

 

信じられる配下は内官ナム・サチョとその手下のわずか数名のみ。

 

限られた人員を使ってようやく証人を捕えたと聞かされたサンは、勇んでそこへ急行します。

けれど先に到着したサチョが報告してきたのは…。

 

まとめ

第5話で大人編が始まりましたが如何でしたでしょう?

 

アクションに陰謀に切なさに…と、内容は盛りだくさん。

 

まさに“正統派韓流ドラマ“でしたね。

 

主人公はこの後も解決しなければならない二つの大仕事をやり遂げようとします。

 

ずいぶん辛そうなサンに救いはあるのでしょうか?

 

9年間忘れなかった友との再会は?

 

気になる続きは次回に…。