ホジュン27話ネタバレあらすじ

ホジュン~伝説の心医~28話のあらすじネタバレを見ていきます。

 

今回、遂にホジュンは医師としての第一歩を踏み出します!

しかしそんなおめでたいムードもつかの間、ダヒに不幸が・・・

 

ホジュン~伝説の心医~28話あらすじネタバレ

いよいよ、二次試験当日。

 

オグンは定番中の定番の問題を回答できず、あっけなく落第した。

 

だが、ジュンは、医書を参考にしても良い問題を背講(ぺガン、暗唱)で回答。

 

ジュンは首席で合格したのだった。

 

オグンから祝福されていると、そこにドジが来て、おめでとう、と言いつつ、ジュンを呼び出す。

 

二人の後姿を見送りながら、

 

「おめでとう?

よくも心にもないことが言えたものだな。

 

追い越されそうで怖いくせに何が“おめでとう”だ」

 

と、オグンにしては鋭いひとりごとを言う。

 

 

ドジは、人気の無いところまでジュンを招き、

 

「明日、合格証が渡される。

ヤン令監(ヨンガム)が、私の父との関係を、お前に聞くだろう。

 

父の弟子であることは、絶対に言うんじゃないぞ」

 

とジュンに言い渡す。

 

ジュンが理由を尋ねると、

 

「私が最初の科挙に、なぜ落ちたと?

九鍼の儀のせいだ。

 

令監の自尊心を、傷つけた父のせいで、どれだけ苦労したかやっとその傷を消したのだ。

 

また昔の記憶を、呼び起こさせたら、お前も私も損するだけだ。

覚えておけ」

 

とドジが念を押す。

 

 

翌日、ヤンから合格証が全員に渡される。

ヤンは、

 

「合格おめでとう。

医官としての権限と資格を手にするわけだが、相応の責務を負うことも忘れるな」

 

と訓示し、ひとりひとり合格証を手渡す。

 

「ホ・ジュン」

 

と呼ばれ前に出たジュンに、ヤンが合格証を手渡しながら、昨日ドジが懸念した通り、こう尋ねた。

 

「山陰出身だったな?

誰に医術を教わった?」

 

ジュンは、

 

「私の師匠の名は、ユ・ウィテでございます。」

 

その答えに、ヤンはしばし考えを巡らせ、

 

「ユ・ウィテか。

では、ユ奉事(ポンサ)と同じ門下か」

 

との問いに、ジュンは

 

「はい」

 

とはっきりと答えてしまった。

 

またしても、ドジがジュンを呼び出し、詰問する。

 

「父の名を出した狙いは、一体何だ」

 

ジュンは即座に

 

「狙いなど、私に医術を授けた師です。

隠す理由はありません」

 

これを聞き、ドジ声を荒らげて

 

「損をするだけだぞ」

 

ジュンも声を張り

 

「たとえ損をしても 私は構いません」

 

と言い、立ち去る。

 

 

ジュンは、合格を知らせようと、山陰の自宅に戻った。

盛大な祝宴が始まった。

 

途中、ダヒが気持ち悪くなり退席するのを見たジュンの母は、「すぐジュンに診せるべきだ!」と言った.

しかし、ダヒは

 

「早とちりだったら、おめでたい日にがっかりさせたくないので、しばらく様子を見たい」

 

と強がりを言ってしまう。

 

いっぽう内医院に、ドジの家の侍女たちが、ずっと泊まり込みのドジの着替えを持参する。

そしてそこで、ドジが王族の侍医から左遷されたことを知らされる。

 

そのことが、母オ氏の耳に入り、くれぐれもドジ夫婦の前で話さないように、侍女たちに口止めする。

 

ドジは、同じ門下のジュンと比較されることを怖れ、一計を案じた。

 

 

母に、高官である妻の実父に会いたいと言ったのだ。

妻は会ったそれと知らず寂しいと思ったことをドジに謝罪する。

 

妻の実家に行ったドジは、副堤調(プジェジョ、形式の上では御医の上司)と親しい義父に、ある頼みごとをする。

湯薬房にヤンが来て、ドジにこう問う。

 

「副堤調に、合ったことはあるか?」

 

「公の場で何回か。

ですが、個人的にはありません」

 

というドジの答えを聞き、

 

「明日からまた、王子宮(ワンジャングン)に戻れ」

 

と命じ、ヤンは立ち去る。

 

漢陽に引っ越してきたジュン一家とヤンテは、安価な廃屋を修理して住むことになった。

その晩、ジュンの母が、

 

「逃げるように去った漢陽に、こうして再び戻れる日がくるなんて。

息子が医者になり、内医院に入るとは、夢にも思わなかった。

 

御医になれば免賎(ミョンチョン、賎民の身分から抜けだせること)の道も、何だか夢のようだわ」

 

と言うが、ジュンは、

 

「内医院の医官にはなれたものの、ぜいたくは無理です。

もらえる禄は、少しの米と麦と豆に、わずかな金と麻布だけです。

 

今までより、苦しいかもしれません。

御医になれるという、保証もないので、免賎も、かなわぬかもしれません」

 

と、ポツリ。

それを聞き、妻であるダヒは

 

「あなた、ぜいたくがしたくて、支えたわけではありません。

生活が苦しくなろうとも、私は平気です。

 

食べていくことに、苦労はつきものです。

お仕事の苦労に比べたら、何でもありません。

 

家のことはご心配なく。

あなたが志を果たすことが、家族の夢です。

 

御医になる志を捨てないでください。

あなたの努力を無にしないで」

 

と、忠言するのであった。

 

ダヒは、慣れない重労働をして金を稼ぎ、祝いのごちそうを買ってきたのでした。

 

翌朝ジュンの初出勤を送り出そうとしたとき、ついにダヒが血を流して倒れることに!

そう、無理な労働は、流産という最悪の結果につながったのであった。

 

感想

ジュンは医者なのですから、ダヒのことをもっと気を使わなければ!

妊娠に気が付かないなんて・・・

 

ダヒも、漢陽には高官の知り合いも大勢いるはずなのに、何故そちらを頼ろうとしないのでしょうか。

 

 

それにしても、ドジは小さい人間ですね。

「公私混同」なんて、よくもジュンに言えたものですね。

 

この人間の小ささが、更にジュンを追い詰めることに繋がりそうで、不安です(汗)

 

まとめ

なんと、初日に遅刻をしてしまったジュンに、監督官のドジが過酷な当直任務を・・・

 

そしてダヒは大丈夫なのでしょうか?

イルソ夫婦も漢陽に行くことになるのですが、こちらもその後が気になります。