ホジュン26話ネタバレあらすじ

ホジュン~伝説の心医~26話のあらすじネタバレをみていきます

 

ウィテは、病身をおして、墓参りに行くと言います。

サンファを連れて行くから、心配ないと・・・

 

しかし、ウィテは先祖代々の墓所ではない密陽に行き、更にサンファを帰してしまうのでした。

 

ホジュン~伝説の心医ネタバレ~26話あらすじネタバレ

まさかのウィテが自害!!

ジュンや大師、グァンイクが、指定された来る月の7日に密陽(ミリャン)の洞窟に到着すると、そこには自害したばかりのウィテの遺体があった。

 

ジュンは必死で鍼を打とうとするが、師匠ユ・ウィテは既にこと切れていた。

傍らの遺書を読んだ大師は、ジュンに

 

「お前への遺書だ、読め」

 

と手渡す。

ウィテの遺書にはこう書いてあった。

 

「ジュンよ

私の死を誰よりも、悲しんでいることだろう

 

だからお前に、この書状を残す

 

私は己に忍び寄る、死期を悟り死を受け入れることにした

 

命あるものは、生まれた瞬間から死が定められている

だから悲しまずともよい

 

60年もの人生を、謳歌した私に、もはや悔いなどない

 

だが死の足音を聞きながら、私は考えに考え抜いた

 

まだ小さな赤ん坊や、せかんが求める有用な人、生涯を人のために尽くした人格者や、ぜいたくも知らずに、苦労ばかりの人生を送る者

 

これらの命を奪い去る病の正体を明かすこと、彼らが天授を全うできるよう守ってやる方法を探すこと

 

これは医者の本分であり、医業に情熱を注ぐ者にとっては切実な願いであろう

 

だが、不治の病に侵された私には病と死の正体を暴く、余力がない

 

よって私の生前の願いをお前に託し、病魔に侵されてはいるが、この体をお前に与える

 

忘れるな

私の体が腐り始める前に、切り裂くのだ

 

そして、五臓六腑の形状と、その機能を確かめよ

 

365の関節が、つながる様子や、経絡(けいらく)を監察せよ

この経験がお前の医術に、役立つことを願う」

 

手は震え、涙ながらに読み終えるジュンだった。

 

これでようやくウィテが持参させた小刀の理由が明らかになった。

 

ジュンは、洞窟の外に出て、あまりにも偉大だった師匠の喪失感に浸り、同時にその最期の言葉を反芻する・・・

 

日が沈み、なおも洞窟の外で師匠の死を嘆くジュンに、グァンィクは心を鬼にしてこう言う。

 

「入ろう。

死後硬直が始まった、血液も凝固するぞ」

 

だが、ジュンは師匠の体を切ることなどできない、と繰り返すばかりだった。

ウィテの親友でもある大師が、

 

「立て、立つのだ。

ウィテが命を絶ったのは、お前のためだけではなく、すべての患者のためだ。

 

やれ。

己の肉体を犠牲にしてまで、お前に授けようとした、最期の教えを拒む気か?」

 

と、ジュンを怒鳴りつけるが、ジュンは、

 

「ですが・・・」

 

と言い返そうとしたが、大師は

 

「ためらっている場合だと、思うのか?

 

ウィテの一番の愛弟子として、お前はここにいる。

 

お前の師が生前に、よく言っていた。

“非人不伝(ひじんふでん)”

 

人にあらずんば伝えず。

馴染みのある句であろう。

 

お前の師は自分のすべてを、己の選んだ者に託したのだ。

ウィテに選ばれし者、それがお前だ!」

 

それでも躊躇うジュンに、大師は

 

「お前は今、ユ・ウィテ個人の体を切り裂くのではない。

この世のすべての人間の腹を切るのだ。

 

人間の体内を見るという、医者の宿願を果たし、お前が一人でも多くの患者を救うことがウィテの願いだ。

お前の師は、死してなお、患者を救おうとしたのだ。

 

人の内臓の形を、隅々まで見て学び、どんな病も治してみせると、心に誓うのだ。

 

師の最期の教えを拒むな。

 

それでこそ、この死が生かされるのだ。

ユ・ウィテが永遠に生きる道だ」

 

と、みずからに言い聞かせるように、ジュンを諭す。

 

「・・・師匠が永遠に生きる道なのだ」

 

そう自分に言い聞かせながら、ジュンは解剖を始めた。

 

ジュンの頭をよぎるのは、師匠の言葉の数々だった。

そして、人体の解剖図は、完成した・・・

 

・・・ウィテの亡骸は、密陽に葬られた。

ジュンは、ウィテの妻オ氏と、息子ドジのもとに、ウィテの死を伝えた。

 

オ氏が、

 

「葬ったのは先祖代々の場所に?」

 

と、聞くと、ジュンは、

 

「師匠の遺言で、密陽の天皇山(チョナンサン)に葬った」

 

と答える。

 

その後、ドジと2人きりになると、ジュンはウィテは実は自害したのだ、と伝え、みずから作成した人体解剖図をドジに差し出した。

 

ジュンが、ウィテの遺言に逆らえなかった、話すとドジは、

 

「信じられない、父上もお前もどうかしてる」

 

と驚愕するのみだった。

ジュンが続ける。

 

「医書には

“命を奪い去る病の正体を明かせ”と

書いてありました。

 

“五臓六腑の形を確かめ

365の関節が、つながる様子や経絡を観察し、医術に役立てろ”

 

と。

 

最期の命令に逆らえず、解剖を行いました。

 

しかし、この絵は、ドジ様のものです。

師匠の遺志を継いで、どうか、心医におなりに」

 

とドジに進言する。

 

しかし、ドジは

 

「黙れ、絵を持って出ていけ。

私の前から消えろ」

 

と、告げるのみでした・・・

 

感想

危ない!

ジュンがドジに解剖図を見せたとき、私はそう感じました(汗)

 

何と言っても国法を犯したのですから、役人を呼ばれたら、死罪は免れなかったでしょう。

 

ドジは、相変わらず、器が小さいですね。

ジュンへのコンプレックスなのでしょうが・・・

 

まとめ

大師に言われ、ジュンがユ医院を継ぐことになったが、オ氏は納得しない。

強引に、医院を閉院すると言い渡した。

 

重症の患者は?

そして、ドジの妻の、イェジンに対する嫉妬の炎も燃え上がります…!