ホジュン27話あらすじ

ホジュン~伝説の心医~27話のあらすじネタバレをみていきます。

 

荷物がすっかり運び出されたユ医院のなかで、ジュンは師匠ウィテとの思い出に浸っていましたが・・・

しかし、医院はすでに別の医者が買い上げていました。

 

やむにやまれず開業したジュンだったが、オグンと一緒に漢陽での科挙を受けにいくことに・・・

 

ホジュン~伝説の心医~27話あらすじネタバレ

突然、ユ医院の門を叩く者がいる。

 

門を開くと、傲慢そうな男たちがいた。

 

もう診療はしていません、とサンファが言ったが、その3人組は、構わず入って来た。

 

オグンが親玉らしき男に

 

「診療はしていないと言ったはずだが」

 

と言うと、その男は

 

「私が新しい主だ」

 

と言い、院内を見て回る。

その男は、

 

「倉庫は立派だな」

 

と生薬倉庫は褒めるが、

 

立ち並ぶ水瓶を見て、

 

「何の甕だ」

 

とオグンに訊き、種類別に分けた水の甕だと知ると、

 

「水なんて全部、同じだろうが」

 

と言い、伴の者に全部捨てさせた。

 

そこを通りかかったジュンは、水汲みで師匠に叱責された時のことを思い出す。

 

 

「お前の汲んだ汚い水で、患者が死んでも“間違い”ですまされると?」

 

ジュンは、

 

「薬に適した水があるのを、知りませんでした」

 

と言い訳をして

 

「黙らんか」

 

と、水をかけられたことを思い出す。

 

 

「もしや、ホ先生か?」

 

と医院の新しい主がジュンに声をかける。

ジュンが肯定すると、その男は医者のチャン・マンスだと名乗り、屋敷の中で話をすることになった。

 

マンスは、

 

「思ったより質素な医院だ」

 

と言い出す。

 

ジュンが

 

「ご用件は?」

 

と訊くと

 

「これから、どうする気だ?

山陰のどこかに医院を開こうと、思っているのか?

 

私は全財産をはたいて、ここを買った。

命懸けなんだ。

 

だから、ホ先生に、近所に開業されると困る」

 

と、言われてしまう。

 

ジュンは

 

「開業はしません」

 

と言うと、マンスは身を乗り出して

 

「それならここで働いてくれ、賃金は弾もう」

 

とジュンに言う。

 

ジュンは即座に、

 

「ユ先生が守ってきた医院です。

ユ先生の名を汚さぬよう、頼みます。

 

私のことならお構いなく。

では失礼します」

 

と言い、席を立つ。

 

「それは好都合だ」

 

と、マンスがひとりほくそ笑む。

 

 

内医院では、ドジが急いで御医のヤンに、

 

「恭嬪(コンビン、王の第一側室)様にご懐妊の兆候が」

 

と報告する。

 

ヤンが、

 

「それは確かか?」

 

ドジの、間違いございません、という言葉を訊き、ヤンは喜び、

 

「めでたいことだ、王様に報告する、そなたは気を抜くなよ」

 

と言い、報告に向かった、

 

ドジは残った判官たちに、

 

「実に幸運な男だ」

 

と言われ、ドジが

 

「幸運とは?」

 

と尋ねると、

 

「ユ奉事(ポンサ 従八品の下級官吏)、王妃様やご側室の懐妊というのは、侍医にはまたとない好機だ。

 

恭嬪様が無事に出産すれば、お前は昇格するはずだ」

 

別の判官が、

 

「しかし万が一、何かあった場合は、ただでは済まされんぞ」

 

と、忠告をする。

 

 

ドジが大失態を犯します!

 

こともあろうに鯉と天門冬という禁忌の湯薬を処方してしまったのだ。

 

ヤンは激怒し、ドジを恭嬪の担当から外し、

 

「ユ奉事には湯薬房(タンヤクパン 生薬を調剤する部署)で基礎から学ばせろ」

 

と、命じた。

 

 

山陰では、ユ医院を継いだマンスがやりたい放題で、貧しい患者が困っていた。

 

ジュンは薬草採りや畑仕事、夜は医術の学習に努めていたが、イルテ夫妻から、その惨状を聴き、医院を開くことにした。

 

離散していた医院の仲間たちも戻ってくれた。

 

予想通り、医院は繁盛したが、これも予想通りマンスが文句を言いに来た。

 

そのマンスに、

 

「ユ先生の名を汚さぬようにと、頼んだはずです。

金のない患者は門前払いし、高い治療費をむしり取る。

 

医院の名を落としたのは誰です?」 

 

マンスが

 

「医者にも生活がある、稼いで何が悪い」

 

と反論するが、ジュンは

 

「医者は、金稼ぎの手段ではないと、師匠が言いました。

医者の本分は患者の治療です」

 

そんなジュンに、オグンから、あとひと月ほどで科挙があるので重点を教えて欲しい、と頼まれた。

 

こうして、2人とも科挙を受験するため、漢陽を訪れた。

 

一次試験、ジュンはあっという間に書き上げ、退出した。

 

その答案をみて、ヤンは感心した。

 

ジュンは当然合格、ジュンに聞いてヤマを張っていたオグンも何とか合格した。

 

感想

ユ医院を買い取ったのが、いかにも怪しそうなマンスで、もう少しジュンに対抗して、例えばやってもいない犯罪者に仕立てあげるか、とも心配していたのですが、安心しました。

 

やはり、患者は正直ですね。

 

そして、ジュンを尊敬する仲間たちが協力して、立派な医院を開業できたのは本当によかったですね。

 

留守が心配ですが、大師あたりがときどき下りてきて、診てくれるのでしょう。

 

本当は、グァンイクが暇なのでしょうが・・・

 

そして、挫折を味わったドジが、ジュンに嫌がらせをしなければ良いのですが・・・

 

市場でそうと知れずすれ違った女人はもしや・・・

 

まとめ

前回、ドルセのために受験すらできなかったジュンですが、二次試験の結果は?

 

合格したとしても、遠く山陰にいるジュンの家族をどうするのか?

 

そして、ドジは左遷から復帰できるのでしょうか?

この失敗は、大きそうです(汗)