ホジュン伝説の心医3話ネタバレ

ホジュン~伝説の心医~第3話のあらすじネタバレについて紹介していきます。

 

今回の第3話では、青年になったホジュンの新しい恋と、変わってしまった彼の姿が描かれています。

さて、彼は一体あの事件以降、どのような成長を遂げているのでしょうか・・・?

 

韓国ドラマ「ホジュン~伝説の心医~」第3話をより楽しむために

キム・ジュヒョク:ホ・ジュン役を演じた俳優です。

 

2017年10月30日に45歳の若さで急死してしまいました・・・

 

父親もまた名優で、息子同様ドラマ「執念」でホ・ジュン役を演じています。

 

ありし日のキムは、ドラマ「武神」で凛凛しい武人を演じたり、ドラマ「プラハの恋人」でどこかコミカルながら真摯な愛を貫いた刑事役を演じ分けたり存在感のある俳優で、日本のファンも多かった名優でもありました。

 

残念でなりません。

 

ホジュン~伝説の心医~第3話のネタバレあらすじ

あれから10年の年月が流れすっかり成人したホ・ジュン。

 

仲間とともに通りかかった、かつてのミュンヒの家はすっかり荒れ放題になっていた。

 

しばし回想に浸るジュン。

 

 

幼なじみで自分を兄貴と慕うチョン・ヤンテら子分を率いてごろつきとなったジュンは、「龍川(ヨンチョン)の暴れ馬」と名乗り、密貿易に手を染めていた。

 

駆け引きをする明国の商人に、ジュンは自らの交易品に火を放つというブラフをかまして、高値で買い取らせるという度胸を見せた。

 

密貿易で得たカネを賭博で失ったジュンは、相手にイカサマだろうと因縁をつけ、カネを取り戻す。

意気揚々と妓楼で豪遊するジュンと子分たち。

 

だが、酒を飲むばかりでなぜか女を買おうとしないジュン。

 

ヤンテにからかわれる。

まだミュンヒを忘れられないのだろうと。

 

 

朝になり、ジュンは町医者のチャンに呼び出される。

チャンは待っていた患者を後回しにして、ジュンを倉庫に案内する。

 

そしてチャンは、明国との密貿易でしか手に入らない貴重な薬材の調達を依頼された。

 

しかし、郡守(クンス)に昇任した父親の後継となった軍官が厳しいため、ジュンはやんわりと断る。

 

外では先ほどの患者が苦しんでいた。

 

つきそいの娘が

 

「医者なら病人を診るのが先では?」

 

とチャンに叫ぶ。

 

ジュンは妙にその娘が気になった。

チャンの診断は黄疸。

 

「何でもするから父を助けて」

 

と娘は懇願するが、明国の生薬がないと助からない、とチャンに宣告される。

 

 

ジュンが屋敷に帰るなり、嫡子でもあり兄でもあるホ・ソクに咎められる。

 

しかし、今のジュンはあの雪原の中で震えていたやられっぱなしの弟ではなかった。

 

逆にソクの胸倉をつかみ、何年も科挙に落ちっ放しのほうが不名誉だと言い返す。

 

そこに、正室が来てジュンの悪行を父親に言いつけると怒り出す。

 

止めに入る側室(ジュンの実母)。

そしてジュンに自堕落な生活を改めよ、と諭す。

 

密貿易は本当に無理なのか?

ホ・ジュンが子分とともに船着き場を見下ろすと、厳重な警戒。

 

しかし、誰かが無謀にも忍びこもうとし、兵士に見つかる。

 

ジュンはその商売敵の正体を探ろうとして助け出し、覆面を取ると、町医者チャンのところで見かけた娘だった。

 

その娘は、父を救うために明国の生薬を手に入れようとしていたのだった。

 

無かったら、明国の商人について行ってでも、と娘は言うのだった。

 

娘を帰し、屋敷に戻り回想するジュン。

 

 

父ホ・リュンから呼び出され諭されている最中に、新任の軍官が屋敷を訪ねてくる。

 

なんでも、謀反の事情を訊くために都へ護送中の父娘が逃げ出したと言う。

 

なんと正三品の高官とその娘だとのこと。

 

ジュンは娘の居場所をつきとめ、早く逃げろ、と伝えるが、娘の父親の容態が悪化する。

 

町医者のチャンを呼びに行かせたが、病人に少しでも栄養をとジュンは自分の指を噛み、その血を吸わせる。

 

しかしチャンが来たときにはもう手遅れだった・・・

 

感想

娘の父を葬り、海岸を見下ろしながら言葉を交わすふたり。

 

娘はイ・ダヒと名乗りますが、ホ・ジュンはただ「龍川の暴れ馬」とだけ言います。

 

ジュンはまだ10年前に思い知らされた「卑しい身分」を恥じていました。

 

「たしかに郡守の息子だが、庶子なのです」

 

とも。

 

そんなジュンに、ダヒはこう言います。

 

「見ず知らずの者を助けることは誰にでもできることではありません。お名前を」

 

と。

お互いに名乗りあうミュンヒと、薬草採りに行ったときにもそうでしたね。

 

ジュンも思い出したに違いないでしょう。

 

ホ・ジュンと名乗り、2里ほど先の山中の弥勒寺(ミルクサ)へ隠れるようにダヒに言います。

 

ジュンは町医者のチャンに、

 

「娘も重罪人だから、口止めしたければ明国の薬材を手にいれろ」

 

とも脅されていたのです。

 

いっぽう、弟分のヤンテは、そんなジュンを気に入りません。

娘をかくまって葬式まで出したのに、さらに危険をおかして明国と密貿易をしてダヒの逃亡資金を作るなんて・・・

 

ジュンとヤンテは、子分たちの前で言い争います。

 

「ダヒを守るのは、ミュンヒを守りきれなかった自分のキズを消し去りたいためだ。

今度の取引が終わったら龍川を去る」

 

というジュンに、ヤンヒは

 

「どこへいっても「賤籍(チョンシク、賤民の戸籍)・号牌(ホぺ、身分証)がある限り身分は変わらない」

 

と叫びます。

 

ヤンテはきっと子分たちを納得させるためにそう叫んだのでしょう。

 

ジュンの気持ちを、誰よりも知っているのはヤンテだから・・・

 

明国と密貿易をするためにジュンと子分は船着き場に向かいますが、兵士に取り囲まれてしまいます。

ダヒを迎えに行ったヤンテはなすすべもありませんでした。

 

郡守の息子とばれたジュンは、父ホ・リュンの前へ。

 

リュンの気持ちを考えると切なくなります。

 

あれほど、あれほど言ったのに・・・

 

 

風雲急を告げる展開。

 

ヤンテとダヒはジュンを助け出せるのか?

ジュンとダヒの身分違いの恋の行方は・・・気になる展開は、次回第4話のあらすじネタバレで紹介します!