ホジュン33話ネタバレあらすじ

ホジュン~伝説の心医~34話のあらすじネタバレをみていきます。

 

ドジは、こっそり治療法をホンチュンから聞きだし、恭嬪(コンビン、国王の第一側室)の死産の危機を救い、昇進を果たします。

 

一方ジュンも、みずからを陥れた書吏(ソリ)を身を挺して看病し、恵民署の下級役人にまで信頼をえることに成功します。

 

しかし、まさかの再会によりまたしても窮地に・・・

 

ホジュン~伝説の心医~34話あらすじネタバレ

書吏の膿痂疹が全快した!

ジュンの献身的な治療がついに実を結んだのだ。

 

書吏はジュンに跪き、

 

「直参(チャンボン)、私を許して下さい。

 

直参から、大事なことを学びました。

 

死んで当然の私を、助けてくださった。

 

これからは真面目に生きます。

 

本当に有難うございます。

 

命の恩人です」

 

と、涙ながらに感謝した。

 

 

先輩の医女から呼び出されたイェジンは、宴会への出席の準備を命じられます。

 

イェジンが部屋に戻ると、同室のチェソンが踊っていて、イェジンがその理由を尋ねると、

 

「どう?

これなら、殿方の目に留まる?

 

今日こそは、素敵な殿方をつかまえるわ

この日のために、舞も練習したの」

 

と言う。

 

驚いたイェジンが、

 

「どういうこと?

宴席ってまさか・・・」

 

と尋ねると、

 

「官吏にお酌をするのよ」

 

 

別室では、ソンヒョンが宴会には行きたくない、と御医女とホンチュンに言う。

 

ホンチュンが、

 

「お前と違って、両班の側室になりたくて、医女になった者もいる。

それが世の中よ」

 

と諭したが、ソンヒョンは、

 

「それでも行きません!」

 

と言い切った。

 

 

不承不承、宴会に出席したイェジンだったが、その席にはジョンミョンが臨席していた。

 

イェジンは、最上位の吏曹判書(イジョパンソ)のチョン・ソンピルの隣に座らされた。

 

一言も発せず、酌も出来ないイェジンに、ついにソンピルが酒をかけて、

 

「聞こえぬのか!早く酒を注げ!」

 

と、怒鳴る。

 

見かねたジョンミョンが、

 

「大監(テガム)!

その医女は、宴席が嫌なようです。

 

無理やり呼ばれた様子ですし、帰してやりましょう。

酌をする妓生なら、他にもいます。

 

お望みなら呼びますので、帰してください」

 

と懇願した。

 

 

場が凍りついたが、

 

「これは失敬したな。

なるほど、狙った医女を私に奪われて、不愉快だったわけか」

 

とソンピルが笑って矛を収めた。

 

退出し、ひとり泣いていたイェジンに、ジョンミョンは、

 

「すまない」

 

と言ったうえで、

 

「医女は辞めなさい。

あんな屈辱を受ける姿は、見たくない。

 

3年前に妻を亡くし、私はもう誰も愛せないと思っていた。

誰かを好きになることなど、ないと思っていた。

 

私があなたを守る。

 

私にあなたを、守らせてほしいのだ。

駄目だろうか」

 

と告白した。

 

イェジンが答えようとすると、ジョンミョンが、

 

「あなたがホ・ジュンを、好きなのは知っている。

今すぐにとは言わない。

 

ただ、考えてみて欲しい。

少しだけでも、心を開いてくれ」

 

 

その頃、当直のジュンに急ぎの知らせが入った。

生薬倉庫で首つりをした者がでたという・・・

 

擣薬使令(トヤクサリョン、薬を処方する官吏)のパクだった。

 

翌朝、キム判官が当直のジュンを叱責した後、責任逃れのため典医監(チョニガム、医療行政の中心機関)に報告しに行った。

 

典医監の判官で、キムと親交のあるソクは、

 

「たかが擣薬使令の自害が何だと言うのだ」

 

と笑い飛ばしたが、いちおう当直医官にも事情を聞きたいと言う。

 

 

ジュンが典医監に呼び出されて、キム判官らと一緒にいたのは、なんと異母兄のソクとユ医院の薬草採りのジュンセ、ヨンダルの3人だった。

 

再会に驚くソクとジュンの兄弟。

 

ジュンはソクの別室に呼ばれ、こう罵られた。

 

「世間は狭いな。

こんな所で再会するとは、夢にも思わなかった。

 

お前がどんな手を使って医官になったかは知らんが、身分を偽ったはずだ。

その罪だけでも、お前の人生は終わりだ」

 

兄上、と話しかけるジュンに、

 

「黙れ!

誰がお前の兄だと言うのだ。

 

お前のせいで、父上がどうなったと思う。

それに私の母上もだ。

 

母上は無念を、その胸に抱えたまま、この世を去った。

今すぐお前を、葬ってやってもいいが、あっさり死なせてはつまらん。

 

じわじわと痛めつけて、息の根を止めてやるさ。

ひと思いに殺してくれと、言わせてみせる。

 

今にみていろ」

 

と不敵な笑いを見せるのだった。

 

 

ソクは、捕盗庁に連絡し、大ごとになった。

捕盗庁からはジョンミョンが現場に急行し、聴き取りが行われた。

 

しかし、不審な点はなく、ジョンミョンは、

 

「官吏の役所内での自害は、このうえない不忠です。

 

上官と当直医の責任は重いですが、問題点も見当たらないので、穏便に処理します」

 

と言ってくれたが、ジュンは何事か考え込む。

 

 

いっぽう、オグンとイルテは、典医監のホ判官から因縁をつけられ、賄賂を作ろうと苦慮していた。

 

金の力で典医監の書吏になったジュンセやヨンダルから、ホ・ソクが金に弱いと聞かされたからだった。

 

そんな2人に、ヤンテが密貿易をしたらどうか、もちかけた。

 

3人で山中で取引をしようとしたが、足元をみられ、商品に火を放つ、というハッタリが今度は通用せず、失敗に終わった。

 

感想

ジョンミョンは、ジュンとよく性格が似ていますね。

 

イェジンも、ジュンは既に既婚者なわけですし、そんなに迷うことはないと思いますけどね(^_^;)

 

ジュンも、異母兄ソクの出現でこれまで最大のピンチでは・・・

なんとか、乗り越えてほしいですね。

 

まとめ

倉庫で自殺した役人、はたして何かの陰謀ではないでしょうか。

怪しむジュンの顔が、まるでそう物語っているようでした。

 

異母兄の出現といい、不吉な影をまとい続けるジュンの運命も気になります・・・!