ホジュン24話ネタバレあらすじ

ホジュン~伝説の心医~24話のあらすじネタバレをみていきます

 

ウィテは大師やイェジンに、自分の不治の病をジュンに言わぬよう、口止めをする。

そんななか、近隣の村で疫病が発生する。

 

医者でさえ、命の保証はない。

ジュンはどうするのでしょうか。

 

ホジュン~伝説の心医~24話ネタバレ

ユ医院では、ウィテが反胃(胃癌)の患者の診察をしている。

患者に希望を持たせたジュンに、ウィテは

 

「要らぬことを言ったな。

あの患者は、じきに死ぬ。

 

無駄な期待をさせるな」

 

と言う師匠の言葉に、ジュンは

 

「何も手を尽くさずに、死を待たせるのは残酷です」

 

と進言したが、ウィテは何も言わず、ジュンに往診の支度をさせた。

 

往診先は、山の中の一軒家で、死期の迫った反胃の患者の家だった。

ジュンは、ウィテにその患者の最期を看取るように言い渡された。

 

「世の中には、医者でも治せぬ病のほうが多い。

 

なす術のない苦悩と挫折を味わえば、何か感じ取るだろう。

医者は病を相手に、怖気づいてもならぬが、どんな病でも治せるなどという、思い上がりも禁物だ」

 

と、ウィテはジュンに諭し、診察するよう命じるのだった。

 

医院に戻ったウィテを待っていたのは、なんと疫病の患者だった。

ウィテは、入院中の患者をすぐに離れに移すように命じ、医院は大騒ぎとなった。

 

疫病の患者はすぐに死亡した。

その患者の弟に、村には患者が十数人いてと聞き、同席していた大師も驚いたが、ウィテは県監に書状を送り、村への出入りを禁じさせるよう、要請した。

 

イェジンに留守を頼み、ウィテと大師は、疫病の村に向かった。

ジュンが戻っても、その村には来るなと伝えるよう、イェジンに言い残したうえで・・・

 

疫病の村では、泣き叫ぶ者、脱出しようとする者、あちこちで火の手が上がり、悲惨な状況だった。

ウィテと大師は、死体を一か所に集め焼き払い、空き家に全て火をつけるよう、村の若者に指示した。

 

疫病の患者であふれているなかで、みずからも反胃を患うウィテにも、疲れが見え始めた。

大師はウィテの容体を気に掛けるが、ウィテは黙々と治療を続ける。

 

山の中の反胃の患者の最期を看取ったジュンは、山陰のただならぬ気配を感じて、急ぎユ医院に戻り、イェジンに事情を訊いた。

そして、ジュンはイェジンの制止を振り切り、疫病の村へ向かった。

 

そのころ、ウィテはついに血を吐き、大師が

 

「これ以上は無理だ、あとは任せて帰れ!」

 

と言うが、ウィテは聞かず、

 

「大丈夫だ」

 

と、譲らない。

 

「死んでしまうぞ!」

 

と大師が忠告するが、

 

「どのみち死ぬ身だ、私に構うな」

 

と、ウィテは言い捨てる。

そこへ、ジュンが現れる。

 

ウィテはジュンに「帰れ!」と怒鳴る。

 

「疫病とは恐ろしい病だ、医者とて避けられん、今すぐ帰れ」

 

と命ずる。

 

しかし、死の窮状を察したジュンは少しもたじろがずに、

 

「帰りません。

師匠や患者を残して、帰れません。

 

医者の本分は患者の治療です。

なのに私に、患者を見捨てろと?

 

私はここで死んでも構いません」

 

と、強情なジュンに、ウィテは、

 

「患者と生死を共にするだけが、すべてではない。

ここ以外にも、お前を必要とする患者が、大勢いるのだ。

 

ここは私と、サムジョク(大師)に任せろ、帰りなさい」

 

言うことを聞かぬジュンに、

 

「こやつめ!」

 

と怒鳴り、ウィテはついに平手打ちをして、

 

「お前には すべきことがある 早く帰れ」

 

と言い、ウィテは背を向け治療に戻る。

うなだれるジュンに、大師は、

 

「お前を思っての言葉だ、気にするな」

 

ととりなす。

大師は続けて、

 

「師匠を理解してやれ。

万一自分に病がうつったら、果たせなかった夢を、お前に継がせたいのさ」

 

と、大師に促され、ジュンは帰途につく。

 

しかし、泣き叫ぶ子供の声にふと我にかえったジュンは、その家にいた母を背負って戻ったら、ウィテが大師の目の前で倒れるのを目撃してしまった。

大師の鍼で、意識を取り戻したウィテは、ジュンを見て

 

「なぜここにいる」

 

と咎める。

ジュンは

 

「お許しを、師匠の気持ちは分かりますが、目の前の患者を見捨てられません。

帰れと言うのは、医者を辞めろと言うのと同じです」

 

と、ウィテになおも治療の許可を求める。

ついに、ウィテも折れ、

 

「分かった、患者を治療しろ」

 

と言うしかなかった。

 

こうして、ジュンを含めた名医の活躍で、疫病はなんとか治まった。

いっぽう、漢陽の内医院では、ウィテの息子、ドジの品階(官位のこと)と配属先が発表された。

 

ドジは、高官である判官に対しては、王子の急病の際に援けたり、贈りものをしたりして恩を売っていたが、肝心の御医の意向が判然とせず、苦慮していた。

 

感想

ようやく、師匠ウィテのジュンへの信頼が、ウィテ自身の口かれジュンに伝えられた時、ジュンが平手打ちをされたあの時、やっと師弟の強い絆がはっきりと見えましたね。

しかしウィテの体調が心配です・・・

 

ドジの処遇も意外でした。

御医のヤンが、かつてのウィテとの諍い(いさかい)のことを忘れたとは決して思えないのですが・・・

 

まとめ

師匠ウィテの反胃を知ってしまったジュンは、どうするのでしょうか。

 

あの山中で亡くなった患者のように、手をこまねくしかないのか、それとも・・・

 

そしてドジもいよいよ配属が決まり、さらには縁談も決まりそうなのですが、彼はどのような未来を歩むのでしょうか。