ホジュン35話あらすじ

ホジュン~伝説の心医~35話のあらすじネタバレをみていきます。

自殺した擣薬使令(トヤクサリョン)のパクには不審な点はない、としてジュンの責任は問われなかったが、本当に自殺だったのでしょうか?

そして、ソクの出現で、ジュンとダヒの許されざる結婚の秘密は守れるのか・・・

 

ホジュン~伝説の心医~35話あらすじネタバレ

義理の父と妓楼で酒を酌み交わすドジだったが、そこにジュンの異母兄(正室の息子)のホ・ソクが現れた。

挨拶を交わすと、ドジの義父が、

 

「ホ判官。

内医院に勤める私の婿だ」

 

とドジを紹介する。

ソクがドジに向かい、

 

「そなたの話はよく聞いている。

難産だった恭嬪(コンビン)様を救った優秀な医官に会えて光栄だ」

 

と言いドジが恐縮すると、義父のクウォン大監が、

 

「私が訳官(ヤックァン、通訳)として、国境を越えるたび、ホ判官の亡き父君が、護衛をしてくれた。

女真族から私を救ってくれた、命の恩人だ」

 

とソクの父を讃える。

 

こうして意気投合した2人は、ドジの屋敷で飲みなおすことになった。

 

日中、ドジを呼び出したソクは、ジュンを知っているかと訊き、

 

「聞きたいことがあって来た。

あいつと実に不愉快な縁で、結ばれているのだ」

 

 

屋敷に帰り、ドジは昼間に聴いたソクの言葉を思い返していた。

 

“私はジュンに、いつも不満を抱えていた。

父の愛情も奴に半分奪われ、幼い頃から何かにつけ、奴と比較され育った。

 

あいつは母と私の胸に、深い傷を負わせ、そのまま姿を消した。

そのジュンが、医官となって私の前に現れたのだ。

 

私はあいつを許しはしない。

決してな“

 

 

・・・またしても死者がでた。

 

「こんな風に死ぬなど!

テフン!目を開けろ!」

 

部屋中に響き渡る、ジョンミョンの悲痛な叫び声。

 

「テフン、死ぬな!」

 

ジョンミョンの親友である弘文館(ホンムンガン)のク・テフン校理(キョリ)が目の前で死んだのだった。

ドジやジュンの治療する間もなく・・・

 

自宅の庭で家事をしているダヒの元に、両班の男が訪ねて来た。

 

「ダヒ!」

 

と声をかけられて、ダヒは驚き、

 

「お兄様」

 

と返事をした。

 

そこにハドンが声をかけたので、2人は外で話すことになった。

 

表で話をしていると、今度はドジの母たちが2人を見かけた。

 

オ氏(ドジの母)が、

 

「ホ・ジュンの妻では?

一緒にいる男は両班のようね」

 

スクチョンが知り合いだ、と言い

 

「イ・ジョンス大監のご子息で、父とも親交があります」

 

するとオ氏が、

 

「名家の息子が、なぜホ・ジュンの妻と一緒に?」

 

と不審に思うと、ハドンが、

 

「奥様、昔あの嫁は、態度が大きかったですよね

もしや元は両班では?」

 

と言うので、オ氏が

 

「つまり、両班が賎民と結婚したと?」

 

オ氏やスクチョンの顔に疑惑の色が・・・

 

両班がダヒに訊く、

 

「いくら探しても見つからず、とても心配した。

一体なぜ、こんな生活を?

 

結婚はしたのか?」

 

ダヒが言葉少なく頷くと、

 

「旦那は何を?」

 

と訊かれ

 

「恵民署の医官です」

 

と答えると、

 

「儒医(ユイ、両班出身の医官)ということか?」

 

と言われ、ダヒは否定せざるを得なかった。

 

男は驚き、

 

「両班ではない男と、結婚したのか?」

 

と詰問したが、ダヒは

 

「私の旦那様は、危険を顧みず、私と父を助けてくれました。

 

私は心から尊敬し、お慕いしています。

 

今は卑しい身分でも、いずれ御医となり、免賎(ミョンチョン、賎民の身分でなくなること)を果たします」

 

とダヒは胸を張る。

 

「私が援助するから家を移れ。

恵民署の禄などでは、暮らしていけぬ」

 

という申し出にも、ダヒは

 

「みすぼらしく見えるでしょうが、生活には困っておりません」

 

と断ってしまうのだった。

 

 

ドジの検死では、不審な点は見つからなかったが、ジュンは弘文館の役人に、ク校理の持病の治療について尋ねた。

 

その役人から、薬が恵民署で処方されたことを知ると、ジュンは倉庫に行き、ク校理の担当の擣薬使令は誰か、とそこにいた者に訊く。

 

すると、あの首つりしたパクが担当だと判明した。

 

そして、ジュンはパクの遺品からある生薬が発見し、パクが、それをク校理の湯薬に入れていたと証言する者がいた。

 

 

ジョンミョンは、親友の死に思いを馳せていたが、ジュンの訪問にその思いを中断した。

 

ジュンは持参した薬をジョンミョンに見せて、明国からしか手に入らない斑猫(はんみょう)という毒薬であることを告げた。

 

そして、ク校理がふた月前からこの毒が盛られていたと報告した。

 

ジュンは、

 

  • その毒を盛ったのが首つりをしたパクであること
  • その自殺にも疑わしい点があること

 

をジョンミョンに報告した。

 

その晩、ジュンは密かにジョンミョンに呼び出された。

 

2人きりで酒を飲みながらジョンミョンはこう切り出した。

 

「弘文館の校吏というのは、正五品に過ぎず、品階自体はさほど高くない。

 

だが王様に諫言できる、特別な権限があるだけではなく、あらゆる政務に関与し、指摘できる立場だ。

 

重要な事案を提言することができ、権限は強大だ。

 

そのため、弘文館の校吏は高官への登竜門と言われる。

 

近頃朝廷は、2つに分裂している。

 

どちらも校理の座は欲しいだろう。

テフンの死が、斑猫による毒殺なら、校理の座を狙う者の仕業に違いない。

 

一体何者なのか・・・

探し出すのに協力してくれ。

 

斑猫が擣薬使令に渡った経路が知りたい。

捕盗庁が捜査に乗り出せば、犯人は証拠隠滅を図る。

 

そなたが内密に調べてくれ。

無理は承知だが、そなたにしか頼めない!」

 

ジュンはその言葉に、頷くのであった。

 

感想

ジュンとダヒの身分違いの結婚の秘密が周囲にバレ始めてしまいましたね。

 

ジョンミョンとの信頼関係ができたいま、ぜひジュンの力になって欲しいですね。

 

ですが、ソビが、成績の良いソヒョンとイェジンを外し、セヒとチェソンを宮中の医女にしたり、ソクがイルソの妹のチョレとミグムを恵民署の医女にしたりと、私的人事がまかり通っているようです・・・

 

ジュンもしっかりとした後ろ盾ができれば良いのですが(^_^;)

 

まとめ

ジュンが朝廷内の派閥争いに巻き込まれ、ついに2人目の死者が出てしまいました。

 

はたして、ジュンとジョンミョンは陰謀を暴くことができるのか?

 

そして、異母兄ソクは何を企んでいるのか…

ソクの弟分となったドジはどう動くのかについても、注目していきましょう!