ホジュン~伝説の心医~第10話のあらすじネタバレをみていきます。
前回、やっとホ・ジュンとダヒが結ばれ、これでやっと医学にまい進できるかと思われましたが・・・今回さまざまな難問を抱えていて、
「ひょっとして、将来ジュンは身分違いのダヒと別れて、イェジンと再婚するのでは?」
と思わされるほど、身分制度の高い壁が立ちふさがります。
ジュンとダヒ、夫婦の結束がみどころです。
「ホジュン~伝説の心医~」第10話をもっと楽しめるプチ情報
韓国の時代劇の特徴:韓国ドラマななかで、時代劇は現代劇と人気を二分するほどの視聴率をほこっています。
それに対して日本(地上波)では、時代劇は水戸黄門終了により、再放送を除けば「大河ドラマ」が唯一の連続ドラマと、いう惨憺たるありさまです。
韓国ドラマの特徴は、物語にタブーがほとんど無い、という点が大きい、という説があります。
たしかに、王族とその外戚の陰謀、ましてや殺し合いなどは日本では放映できませんよね。
側室ということになれば、これは禁忌の部類に入るでしょう。
そしてこのドラマに出てくる賤民についても、ほとんどタブーと言ってよいでしょう。
韓国ドラマでは、そんな闇黒史を何の忖度もせずに、むしろ積極的に題材に取り上げてきたからこそ、マンネリ化せずに国民から支持されているのでしょう。
ホジュン~伝説の心医~第10話のネタバレあらすじ
新婚初夜の翌朝。
ダヒは、ジュンより先に目をさまし、外で朝食の準備をするジュンの母(義母)に挨拶をする。
義母も挨拶を返したが、嫁のダヒに敬語を使う。
ダヒは、義母に
「敬語を使うのは、どうかおやめ下さい」
と頼む。
義母は
「長年の習慣で、・・・今でも恐ろしくて仕方ないのです」
と。
また、ジュンの稼ぎではとても生活が成り立たない、医院の雑用をしたり、針仕事や畑仕事もしなくてはなりません、と愚痴る。
ダヒは、
「何でもします!」
と訴えるが、母はこう返す。
「口ではそう言っても簡単ではないです。
そんな華やかな恰好、うちに相応しいと思いますか?」
とダヒの絹の韓服を見て指摘する。
ジュンが出かけようとすると、妻に促されたイルソがすまなそうに、こう伝える。
「すまないが、出て行ってくれないか?」
こんな狭い家に6人は無理だろう。
ジュンは、イルソに
「急いで探すから、何日か待ってくれ」
と謝る。
ユ医院の門前、患者が順番をめぐって騒いでいる。
ドジは、まだ妓楼に入り浸っている、お供で大変だ・・・と下働きが仲間に愚痴っている。
プサンポは、
「(ドジが)病舎に顔も出さないで毎日飲んだくれて、これじゃ師匠(ウィテ)に追い出されるのでは?」
と嘲る。
他の仲間は
「まさかそれはないだろう、一人息子を追い出すわけ、ないよ。」
というも、プサンポは、
「師匠は情け容赦ないからな」
と言い切る。
その時、患者のひとりがプサンポにカネを渡し、順番を早めてくれ、と頼む。
プサンポ、喜んでカネを受け取るが、ジュンがまたか、とあきれ顔で見ていた。
ウィテやイェジンたちが診察をしていると、急にドジがあらわれた。
周囲の心配をよそに、適切な診断をするドジに、ウィテは簡単な助言をして退出する。
一番弟子のオグンは、ジュンにこう囁く。
「10年も経つがああやって師匠に教えられたことがない、私たちはどうやってもドジ様に追いつけないってことさ」
と。
ジュンは、執事に
「奥様(ウィテ)からの命令だ。ドジの部屋を片付けろ」
と指示される。
ドジの部屋を片付けはじめるや否や、早くも書物を読みだすジュン。
それを見かけたイェジンは、ジュンに書物の名前を教え始める。
そして、
と伝えたうえで、1冊の書物を渡す。
イェジンが書き写したものだった。
そこへドジが戻ってきた。
訝るドジ。
イェジンが
「兄上がもとの姿に戻り嬉しい」
とドジに告げとりなし事なきを得る。
ジュンが書物を読みながら歩いていると、ヨンテが
「家を見つけた」
と言う。
ただ、問題が、荒れ果てた家だった。
ジュンは、
「手入れすれば住める」
と笑う。
ヨンテは、そんなジュンに歯がゆい思いをしていた。
「兄貴、薬草採りでいいんですか?
昔のような闇取引ででっかく稼ごう!」
とジュンに言う。
ジュンは、そんなヨンテに誇らしげに理想を掲げる。
「心医って知っているか、患者を慈しむ矜恤(きょうじゅつ)の心を持つ医者のことだ。
俺の師匠がまさにそうだ。
その方のもとで心医になれる道があるのなら、俺は何でもやる!
賤民の子だったホ・ジュンが、密貿易をするならず者だった俺が、この手でたとえ1人の命でも救えるのなら、水汲み以下の仕事をやれ、と言われてもやってやる!」
胸を張り、堂々とジュンは宣言するのであった。
感想
今回は、ホジュン第10話のあらすじネタバレについて見ていきました。
ユ医院の奥様(ウィテの妻)とダヒのやりとりが見ものです。
ダヒは元々両班のなかでも高貴な一族で、金持ちとは言えウィテの一族はまだ両班でさえもない。
ダヒは、一度はさからったものの、ジュンの母にはさからえない。
う~ん、やっと幸せになろうか、という時に強敵あらわる、というところでしょうか。
ジュンが仮に雑科でも受かれば、ダヒはもともと両班なのだし、ジュンは学問の才能があるし、と思いながら視聴していると、またしても落とし穴が・・・(汗)
プサンポがカネを受け取るのを見ていた患者の家族が、ジュンにもカネを渡し順番を早めてくれ、と言ったのです。
病名を訊き、急病ではないと判断したジュンが断ったら、
「これでも足りないのか、カネを受け取ったら、順番が早くなると評判だぞ!!」
と騒ぎ出したのです。
そこにドジがあらわれ、ジュンの話も聞かずに厳罰を言い渡したのです。
またプサンポンです!!
そして、ドジもまた、ジュンに嫉妬していたのでした。
ジュンの学問の才能や、自分はイェジンと結婚できないのにダヒと結婚したうえ、なによりイェジンとの親密さがドジを狂わせたのでしょう。
私が前回ドジを褒めたのは、早とちりでした(;・∀・)
また、今回、物語の鍵になる人物があらわれましたね。
見事に動物をさばき、ジュンに薬草採りの極意を伝授した正体不明の人物は、何者でしょうか。
次回以降で、明らかになっていきます。