ホジュン伝説の心医9話ネタバレ

ホジュン~伝説の心医~第9話のあらすじネタバレを紹介します。

 

この記事では、プサンポにより窮地に陥ったホジュンを助けた意外な人物と、ダヒ・イェジン、二人の女性のジュンを巡る悲しくも愛に溢れた恋愛模様が描かれています。

詳しく見ていきましょう。

 

ホジュン~伝説の心医~第8話のネタバレあらすじ

険しい断崖。

 

プサンポたちに騙されたジュンはただ黙々とケモノ道を歩く。

 

川で水を飲んでいたらケモノの雄叫びを聴き、恐る恐る見ると、なんと虎の姿が。

 

必死に逃れ、崖から転がり落ち、失神するジュン。

 

気が付き立ち上がるも足を痛めた。

 

あまりのひもじさに、薬草を口にするジュン。

 

だがジュンの顔から血の気が失せ、また失神する。

 

そのころ山小屋では、仲間のひとりが、ジュンが帰ってこないことを気遣う。

 

プサンポは

 

「ジュンが生きようが死のうが関係ない。」

 

と言い放つ。

 

とは言うものの、帰って何と言おうか、考えあぐねる。

プサンポは

 

「ただの脅しだったのに、ついてねえな」

 

とうそぶく。

 

 

いっぽう、ユ医院では、法事のごちそう作りに励むジュンの母とイルソの妻。

 

ジュンの母をみかけたヨンテが、ダヒと一緒にジュンを探している、と話しかける。

 

ヨンテは

 

「ジュン兄貴を龍川で探し回るうちにダヒと再会したのだ」

 

と言う。

 

そのときダヒは、父の墓を漢陽へ移すために龍川に来ていたのだった。

 

そして2人で山陰までジュンを探しに来た、と言うヨンテ。

 

ダヒは長旅で病を患い、このユ医院で療養している、とも。

しかし、ジュンを会わせることはできない、とヨンテに伝える母。

 

 

ジュンの母は、病舎にダヒを見舞うことに。

 

「やつれた」

 

とダヒを心配するジュンの母。

 

真っ先にジュンの行方を尋ねるダヒに、ジュンの母は

 

「ジュンはいない、息子に会わないでくれ、身分違いだ」

 

と伝える。

 

ダヒも必死に、自分は身分を捨てた、と抗う。

ジュンの母は、こう諭すのです・・・

 

「心から息子を思うなら、どうぞ諦めてください。

 

両班の女性と付き合えば、両班を軽んじた罪で息子は危うくなります。

 

私たちは逃げるように山陰に来ました。

 

頼りの県監は山陰におらず、私たちは身分の保証もないまま、不安におびえながら暮らしているのです。

 

このことが明るみに出れば、皆に知られてしまうかもしれません。

 

山陰を離れてください。

 

ダヒ様、どうか息子のことを忘れてください。」

 

 

ジュンの母からこう懇願され、ただ涙にくれるダヒ・・・

しかし。病舎のかげで立ち聞きしていたイェジンであった・・・

 

やっと目をあけたジュン。

しかし、目の前に異様な風体の人間が飲み物を差し出している。

 

驚いたジュンはその器を振り払う。

 

「おい、お前、それで医者を目指すつもりか!?」

 

と怒鳴るのは、誰あろう、大師様だった。

 

「患者を恐れる奴は、一生下働きをやっていろ」

 

とも。

 

ジュンは

 

「患者は大風瘡(だいふうそう)ですよね」

 

と尋ねる。

その答えを聞きつつ、大師は、ジュンにこう諭す・・・

 

「あきれた奴だな、そんなに臆病で医者になれるか?

よいか、病いというものは怯えると躍起になって襲ってくる。

すべて、心がけ次第だ」

 

と。

 

ジュンは、過ちを認め、

 

「私が間違っていました」

 

と大師に謝罪する。

 

「お前は毒に冒されている、飲まなければ死ぬぞ」

 

と言い、煎じ薬を渡す大師。

 

大師は、ジュンの足の治療も済ませていて、その体をもみほぐす。

 

すっかり元気になったジュンは、大師に事情を話す。

 

ジュンは、道に迷い3日間さまよい、ひもじくて薬草を食べたとも正直に話す。

 

大師は

 

「薬草は毒にもなるのだぞ」

 

とジュンを諌める。

 

ジュンが採りにきた薬草を天門冬(てんもんどう)と聴き、大師が笑い飛ばす。

 

「天門冬はこの山のどこでも採れる。

よほど恨まれているのだな」

 

と。

 

ダヒは、イェジンに別れを告げる。

 

「ジュンに会っていかないのですか」

 

と問われ、ダヒは

 

「私とはご縁がなかったのです」

 

と悲しい顔。

 

「お礼をしたいが何もないので」

 

と、イェジンに指輪を差し出す。

 

 

ダヒは、ヨンテに山陰を去る、と伝える。

ヨンテは、

 

「せめて一目だけジュンに会っていけば」

 

と勧めるが・・・

 

イェジンは、ジュンを見つけると、

 

「すぐに渡し場に行け。

ダヒとヨンテが向かっているから」

 

とジュンに伝える。

 

あわてて渡し場に向かうジュン。

しかし、船は出たあと。

 

のこるは美しく澄み渡った山水だけであった・・・

 

感想

良かった。

ジュンにもようやく春が来ましたね(´;ω;`)

 

騙したプサンポたちもコテンパンにしました。

やっぱり、役所に突き出すべきだとは思いましたが・・・

 

 

そして、ジュンが母を説得した言葉に胸打たれました。

 

母上の気持ちもわかります。

 

 

ですが、

 

「母上も苦しい思いをしながらなぜ父上と?

父上をお慕いしているからではないのですか」

 

と懇願するジュンに思わずホロリと。

 

 

挙式を遠くから見守るイェジンの姿も印象的でしたね。

いちずに思いつめるダヒと、穏やかなイェジン。

 

ただひとり、気がかりなのが、ドジですね。

 

たいてい主役に意地悪する役回りなのに、好青年!

次回なんとか立ち直って欲しいものです。