ホジュン伝説の心医5話ネタバレ

ホジュン~伝説の心医~第5話のあらすじネタバレ情報を紹介していきます。

 

今回もジュンは、新たな困難にぶち当たる事となってしまいます。

ただこの第5話では、苦難だけでなく運命の出会いとも言えるユ先生との邂逅が遂に描かれることに!

 

さて、二人はどのようにつながっていくのでしょうか。

 

 「ホジュン~伝説の心医~」第5話をもっと楽しめるプチ情報

山陰(サヌム):現在の慶尚南道山清村。

 

今この地は東医宝鑑村という観光地となっています。

 

2009年にユネスコ世界記録遺産となった「東医宝鑑」を所蔵する韓方医学館をはじめとした壮大なテーマパークとなっており、2013年には「東医宝鑑」発刊400周年を記念して世界伝統医薬エキスポ大会が開催された地でもある。

 

ホ・ジュン母子は、朝鮮半島の南端近くのこの地まで、明国との国境沿いの龍川からほぼ朝鮮半島を縦断したことになる。

 

ホジュン~伝説の心医~第5話のネタバレあらすじ

苦難の末、山陰にたどりついたホ・ジュンとその母は、父リュンが紹介してくれた県監(ヒョンガム、県の長官)に会う前に、身支度を整えようと宿に泊まる。

 

そこの女将に山陰の話を聞くと、「飢え知らず」の良い土地だと聞かされる。

 

理由はお金になる薬草が豊富で、鉄を産出する鉱山もあるからだ、とのこと。

 

翌朝、ジュンが役所を訪ねると、リュンの親友の県監はすでに辞めていて、

 

「漢陽に行ったらしい」

 

と役人に門前払いされてしまった。

 

そのやりとりを聞いていた怪しい影。

ジュンのあとを追い、母親への報告を盗み聞きしていた。

 

その男はク・イルソと名乗り、もし号牌が欲しければ役所に顔が効くからカネを出せとのこと。

 

さんざん騙されたジュンはすぐには信用しない。

2人が話している間に、母が苦しみだした。

 

イルソが

 

「ユ先生という名医がいて、どんな病気でも治してくれるからついて来い」

 

と言った。

母をおぶって、イルソの後を追うジュン。

 

ユ医院に着くと、患者があふれ返っていた。

イルソが4番という早い番号札を取ってくれた。

 

ユが現れる。

番号順に若い医者が診察して、ユがその様子を見守る。

 

3人目の、いかにも両班という格好の病人を診る。

一見しただけで、手遅れだと言う。

 

「無礼者」

 

とわめく貴人に、ユは

 

「ここは命を売る場所ではない」

 

と言い放つ。

 

直後に苦しみだし、落命する。

 

いよいよ、ジュンの母の番だ。

だがユはちらりと様子を見ただけで

 

「何でもない」

 

と通り過ぎようとする。

ちゃんと診てくれ、と必死に頼むジュン。

 

ユは

 

「長旅のうえ、船酔いで弱っているだけだ」

 

と。

ジュンは、心の中で

 

「なぜ船に乗っていたのを知っているのか」

 

と訝しむ。

 

「お湯で足を洗って休めば治る」

 

と言い残して去るユ。

そして、そのとおりにすることで見事に回復したジュンの母。

 

母が世話になったこともあり、ジュンはイルソにカネを渡し、号牌を入手してくれるように頼んだ。

 

しかし、イルソは約束の時間に来ない。

 

「また騙されたのか」

 

と探し回るジュン。

宿の女将に訊くと、あの男は近頃は旅人からもカネを巻き上げるごろつきさ、と知らされる。

 

その頃イルソは賭博をして、ユ医院の連中に大敗し、すっからかんにされていた。

 

外で待ち受けていたジュンは、イルソと対決。

最後に短刀を出してきたものの、「龍川の暴れ馬」の敵ではなかった。

 

イルソは、自宅で母子の面倒をみるからと、ジュンに謝罪した。

 

こうして、ごろつきとの奇妙な同居生活が始まることになる。

 

イルソは女房からも厄介者扱いだったが、ジュンがユ先生のところで働きたい、と言うと妹を通じてユ医院で働く手助けをしてくれた。

意気揚々とユ医院を訪ねるジュンだったが・・・

 

感想

ホ・ジュンの身の上にこれでもか、これでもかと障害がたちふさがるのには、切なさを通り越して言葉を失ってしまいました…

 

何にもジュンは悪いことをしていないのに、どうして・・・

 

自暴自棄になりかけているホ・ジュンの気持ちを奮い立たせてくれたのは、またしても母の存在でした。

 

ユ先生の弟子になれたと聞き、おそらく最後の母の財産であろう絹の韓服を惜しげもなく売り払い、鶏と酒をふるまいジュンの門出を祝う母。

 

「医院の仕事が性に合わなければ、やめます」

 

というジュンを叱り飛ばす母。

 

「始める前からそんなぬるい根性でどうするんだ」

 

と・・・

 

そして、ジュンの運命に一筋の光明が見えたのは、ユ先生の威厳ですね。

清澄なまなざしと、言葉の強さ。

 

そうです、父リュンの面影が宿っているではないですか。

 

そして、ジュンの喧嘩ぶりを見て、その巧みな急所のつき方に、おそらく名医の片鱗を見たのでしょう。

 

ジュンが薬草採りをしたいと思ったのは、医院に入りたいと思ったのは、やはりミュンヒとの思い出があるからでしょう。

今はもう、かなわぬ想いが・・・

 

兄弟子から、船着き場に坊主と少女を迎えに行かされたジュンは、砂浜で気を失いかけている少年を見かけますが何にも出来ず、おろおろするばかりでした。

 

そこへ1人の少女が進み出て、携帯していた鍼を打ち治してしまいます。

 

ジュンは、ただ呆気にとられるばかりでした。

見守っていた坊主とその少女こそが、ジュンが迎えにきた2人だったのです。

 

う~ん、ダヒとの三角関係?

どうなるのかな。

 

医院に帰ったジュンを待っていたのは、思いもかけぬユ先生からの叱責でした。

 

兄弟子たちが意地悪をして、適切な水汲み場を教えてくれなかったのです。

 

おそらくユ先生は兄弟子たちの仕業だとわかっていたのでしょうが…

 

新天地でのホ・ジュンを待ち受けているものは・・・

そして、不気味な存在のユ先生の息子ドジとの対決はあるのか・・・?