ホジュン16話ネタバレあらすじ

ホジュン~伝説の心医~16話ネあらすじネタバレを見ていきます。

 

前回、師匠ウィテに破門されたうえ、ウィテの妻オ氏の手先が母と妻に暴力をふるってヤン大監の贈りものを強奪されたジュンは、こう自問する。

 

「誠心誠意、師匠に仕えてきた結果がこんなものか」

 

ジュンの将来は、どうなるのでしょうか・・・?

 

ホジュン~伝説の心医~第16話あらすじネタバレと感想

「やめてくれ!

ユ・ウィテが俺を捨てるなら・・・俺も捨てる」

 

ユ先生に許しを請うべきだ、とするダヒにジュンは

 

「二度と許しなど請うものか!」

 

と言い、ダヒが止めるのも聞かず家を出ていく。

 

外まで追いかけて止めるヤンテに、

 

「昌寧(チャンヨン、大監の屋敷のある地)へ行く、もう一度推薦状をもらう」

 

と言い捨てて、ジュンは出奔するのだった。

 

 

ウィテの屋敷では、オ氏が息子のドジから、来春内医院の科挙があると聞き喜ぶ。

 

「今度こそ内因院にはいるのよ」

 

とドジを励ます。

ドジも、

 

「最後の機会と思い、精進します。

ですが母上、どうか私に協力してください」

 

と言う。

 

「何でも言って」

 

とオ氏は息子の願いを訊く。

ドジは、

 

「前回落ちたのは、実力のせいではありません。

昔、父上が御医(王の主治医)の恨みを買ったせいです」

 

オ氏も

 

「ええ、そうだったわね」

 

と相槌を打つ。

ドジは

 

「今度はどんな手を使ってでも、私を見る目を変えてもらわねば」

 

と、御医の翻意を期待する。

 

一方、ジュンは昌寧のヤン大監の屋敷を訪ねる。

息子のミョンフンが歓迎してくれたが、大監は留守だと言う。

 

何でも、ジュンが山陰に出発してからすぐに朝廷から呼び出され漢陽(ハニャン、現在のソウル)へ旅立った、とのこと。

ジュンは、

 

「では漢陽へ行けばお会いできますか?」

 

とミョンフンに尋ねたが、

 

「無理だろうな、冬至使(トンジサ、冬至の頃の明国への使者)として国を発ったはず」

 

と聞き、ジュンは愕然とするのであった・・・

 

ジュンの家では、母とダヒが、ジュンの帰りを待ちわびていた。

母はダヒに

 

「ジュンはまだ酒場に入り浸っているの?」

 

と尋ねる。

そう、ハマンの酒場にて、ジュンは飲んだくれていたのだ。

 

飲みたかったらカネを払いな、というハマンの言葉を受け、ジュンは賭場に行く。

ヤンテは、イルソに金を借りに行く。

 

その2人が賭場を通りかかると、ジュンが博徒に袋叩きになっていた。

 

ヤンテとイルテが慌てて止めに入る。

そして事情を聞いたところで、イルテがジュンに説教をする。

 

ダヒが働きづめで、かわいそうだ!

 

と。

その後、ヤンテもイルソもジュンに愛想をつかせその場を去ってしまう。

 

すべてを失いやさぐれたジュンであったが、体面だけは保ちたいのか、道端でドジを見かけ隠れるのであった。

そんなジュンを大師が見かねて、声をかける。

 

「情けない奴だな、医者になるかと思ったが、所詮はならず者か。

なぜウィテに破門されたか、よく分かったよ」

 

それを聞き、ジュンも大師に噛みつく。

 

「あんたに俺の何が分かる」

 

大師は笑いながら、ジュンをからかう。

 

「悔しいか?」

 

ジュンはそれに反発するように、

 

「俺は頑張った!病舎の雑用もすすんでやって、医術も覚えた。

死にかけた人も助けたし、動けぬ中風患者も直した。

 

手柄は全部、師匠に渡した。

なのに師匠は、たかだか1枚の推薦状で、俺を破門にした。

 

俺の何が悪い。

一体、何が悪くて、医者の資格がないというんだ・・・]

 

と、溜まったこれまで溜まったうっぷんをぶちまける。

そんなジュンに、大師は諭すように言い聞かせる。

 

「医者は患者を助けるが、患者も医者を救う。

医者は患者を救うたび、己の欲と邪心から救われるのだ。

 

だがお前は、患者は助けても己は救えなかったな。

この意味を知れば、破門された理由がおのずと分かる」

 

・・・笑いながら立ち去る大師の後姿を見送りながら、ジュンはその言葉の意味を考え込むのだった。

 

家に帰っても、ジュンはダヒに素直になれない。

そんなジュンの家に、すべての事情を知るイェジンは、実母の形見を売り、米俵をそっと置いてくる。

 

しかし、オ氏の字侍女に見られていた・・・

イェジンは家族に一方的に責められ、辛い目に合ってしまう。

 

 

あるとき、ジュンの家にあのプサンポが現れた。

 

「ジュンが破門された」

 

ク・イルテ夫妻に聞き、儲け話を持ち込んだのだ。

 

ハマンが妊娠したと聞き、イルテは

 

「どうしても男の子が欲しい、どんな怪しげな医者でもいいから」

 

とハマンを誘い、行った先がプサンポのところだった。

 

 

イルソはプサンポと酒を酌み交わし、

 

「ジュンも破門になった」

 

と、プサンポに話してしまっていたのだ。

 

 

そして、ジュンは市場で必死に餅や葛を売る母やダヒの姿を見かけ、己の無力を知る。

 

荒みきったジュンは、ついにプサンポの話に乗り、その陰謀に加担することに決めた。

 

感想

ウィテの荒療治に耐えかねて、ジュンはとうとう陰謀に加担することになってしまいました。

あれほど献身的なダヒの願いもむなしく、最悪の結果になりましたね。

 

プサンポも、ジュンの医術を利用したいのなら、もっとうまくやればいいのにと思いますが・・・メンタルが弱っているジュンはこの話に乗ってしまうかもしれませんね。

 

ただ、ジュンも、ちょっと迂闊すぎますね。

うまい儲け話など、あるわけないのに・・・

 

まとめ

ホジュン~伝説の心医~第16話のネタバレを見ていきました。

 

ジュンもかなり限界に来ていますね。

ただ、元々ジュンが目先の利益に溺れたのも、家族のためにお金を稼ごうとしたからなので、決して心が貧しいからではないと思うのですが・・・

 

再び医師としての正道を歩めるのか、気になります。

 

しかしその前に、次回はプサンポに加担したことで、またしてもジュンに災難がふりかかることになりそうです(汗)