ホジュン42話ネタバレ

ホジュン~伝説の心医~42話のあらすじネタバレをみていきます。

 

御医のヤンが、ついに師匠のユ・ウィテを国一番の名医と認めました。

そして、王族の信頼を得たジュンは王子の侍医を請われるが・・・

 

また、名ばかりの侍医となったドジは医女との醜聞が明らかになる日がやってきました!

 

ホジュン~伝説の心医~42話あらすじネタバレ

「心を込めて治療に当れば、おのずと出世の道が開ける。

皆も邪心など抱かずに、ホ参奉を見習って医官の務めを果たせ」

 

ドジは、内医院での都提調(トジェジョ)の言葉を自分への当てつけと思い込み、倉庫でひとり悩んでいた。

 

「恭嬪(コンビン)様だけではなく、都提調にもにらまれた。

どうしたらいい」

 

そんな思いを破り、セヒが倉庫にはいって来た。

 

「ユ主簿。

お気を落とさずに、失敗は誰にでもあります。

 

恭嬪様の信頼も取り戻せますよ」

 

と、ドジを慰める。

ドジは

 

「お前には関係ない」

 

と冷たく言う。

 

「ユ主簿が落ち込んでいると、心配なんです」

 

とセヒがさらに言うと、ドジは

 

「下がれ!」

 

と大声を上げた。

 

セヒが驚いていると、ドジは

 

「先日の件は酒の過ちだ。

お前に興味などない

 

二度と顔も合わせたくない」

 

と言い放ち、倉庫の外に出ると、セヒがドジに追いすがる。

 

「ユ主簿。

離れたくありません。

 

ユ主簿には過ちでも、私はすべてを捧げたのです」

 

とセヒが言うので、ドジが

 

「どけ」

 

と言うが、セヒはなおも

 

「邪険になさらないで」

 

と懇願するが、ドジは立ち去ろうとする。

 

「医女を犯して無事で済むと?」

 

驚いて振り向くドジに、セヒは

 

「ひどい仕打ちです。

お願いですから、捨てないでください」

 

 

ドジとセヒのやり取りを監視していた医女ミョンヒは、内医女のソビに

 

「セヒが、ユ主簿を脅してました」

 

と報告する。

 

ソビは、

 

「ついに本性を現したわね。

うまくいけば まとめてホンチュンも追放できる。

 

監視を続けて動きがあれば報告しなさい」

 

 

その頃、恵民署では、ソヒョンとイェジンが診ていた患者の容体が急変した。

 

イェジンが医官を呼びに行ったが、どの医官も重病患者の手当が済み次第駆け付けるとのことだった。

 

それでは間に合わないと判断したイェジンは鍼を打とうとしたが、ソヒョンがそれを制し、自分で鍼を打った。

 

そこへキム判官の側近のソン主簿が現れ、ソヒョンが鍼を打ったと知り、平手打ちをする。

 

一歩遅くジュンがかけつけたが、ソン主簿は大騒ぎしてソヒョンたちを連れ出そうとする。

 

ジュンが止めようとしたが、ソン主簿はお前の出る幕ではない、と言い放つ。

 

 

騒ぎを聞きつけ、ホンチュンが、次いでヤンまで現れた。

 

ソヒョンの処遇について意見が割れ、結論はなかなか出なかった。

 

イェジンは、意を決して恭嬪に拝謁を願い、ソヒョンの赦免を懇願した。

 

別件で都提調(トジェジョ)副提調(プジェジョ)ヤンが話し合っていると、そこに王が現れた。

王は、

 

「御医もいたのか。

ソヒョンを知っているか?」

 

とヤンに訊いた。

 

 

・・・内医院の会議には、ソヒョンとイェジンも呼ばれ、御医女(オイニョ)のトックムとホンチュンも駆け付けた。

御医が

 

「トックムも来たのか」

 

トックムは、

 

「この二人を許してやってください。

とっさの判断だったのです。

 

追放だけはご勘弁を」

 

と言うが、ヤンは、

 

「誰が追放すると?」

 

ヤンがソヒョンを向き、

 

「あの患者の病が分かるか?」

 

と訊いた。

 

ソヒョンは即座に病名を答え、症状・対処法とヤンの質問に詳細に回答した。

ヤンは、

 

「医女にこれほどの知識があるとは大したものだ。

命を救ったのだから、今回は目をつぶる。

 

だが医官の指示が必要という規律には変わりがないと心得よ」

 

会議は終わり、というふうにヤンは立ち上がったが、

 

「実力ある医女を恵民署に隠していたのか。

いずれ内医院に寄越せ」

 

とトックムに声をかけた。

 

 

市場のオグンの店に、ジュンの母、ダヒ、ハマンが立ち寄る。

 

明日のジュンの誕生日に向けて、食材を奮発したのだった。

 

そこへドジの母オ氏、妻スクチョン、侍女たちが通りかかった。

 

オ氏は、ジュンの母に向かい

 

「息子が出世して、大層ご機嫌そうね。

明日法事があるから手伝って。

 

賃金は弾むわ」

 

と命じ、去ろうとしたが、

 

「残念ですが、手伝えません」

 

ジュンの母の言葉に驚いたオ氏は

 

「何?」

 

と聞き返すと、

ジュンの母が

 

「今後もお手伝いはしませんので、そのおつもりで」

 

と言うので、オ氏は

 

「今や下働きする必要もないと言いたいわけ?」

 

と皮肉まじりに訊くと、ジュンの母は

 

「はい。

息子の立場を考えても働けません」

 

ときっぱり断った。

 

オ氏がにらみつけ、

 

「何と生意気な・・・」

 

と言いかけると、スクチョンが

 

「お母様、帰りましょう」

 

と言うが

 

「覚えてなさい。いつか後悔する日が来るわ」

 

と言い捨てオ氏は立ち去った。

 

 

内医院の湯薬房(タンヤクパン)では、セヒが指示通り湯薬を処方したのにもかかわらず、ソビから叱責されていた。

 

セヒが部屋で泣いていると、ドジの部下チョン・テウンから呼び出しを受けた。

 

テウンは官妓に落とさない交換条件として、ドジとの関係を口外しないようにと言ったため、セヒは湯薬房の出来事はドジが仕組んだことを知る。

 

ドジたちの思惑とは裏腹に、ドジとセヒの関係は内医院の隅々まで噂として広がった。

 

 

こうした中、内医院の新しい人事が発表された。

 

ヤンは、皆の前にジュンを呼び出し、直長(チクチャン、従七品)に任命した。

 

特別昇進だった。

 

他方、ドジはヤンにこう言い渡された。

 

「明へ行く使臣に随行する別遣(ピョルギョン)医官に選ばれた。

準備しろ」

 

テウンが、

 

「別遣医官は、奉事がなるものです」

 

と異議を唱えたが、ヤンは

 

「そうとも限らぬ。

既に決まったことだ いいな」

 

と言ったが、ドジは

 

「令監。

なぜ私なのですか?」

 

と食い下がる。

ヤンは

 

「分からんのか。

醜聞が広まっているぞ。

 

免職されないだけでも幸いと思え!」

 

恵民署に戻り、周りから祝福されても、ジュンはドジが不服そうにしているのは何故だろうか、と考えていた。

ジュンはマンギョンに

 

「ユ主簿は別遣医官の任命になぜ不満を?

使臣に同行すれば、明の文物に触れられます。

 

いいことでは?」

 

と訊くが、マンギョンは

 

「お前は何も知らないんだな。

見聞を広められて、よさそうに見えるだろうが、漢陽から出発し国境を越え、明の都の北京へ行き、再び漢陽へ戻るまで7百里。

 

医官に与えられるのは、草履(わらじ)が30足だけで馬もない。

 

医官に対する扱いは最低で、まさに地獄の道のりなのだ。

 

別遣医官に内定して医官を辞めた者も多い。

ユ主簿はどうでるかな」

 

と、ジュンに答えた。

 

 

ソクは、テウンからドジの左遷の話を聴き、部下を連れてセヒを拉致し、噂を否定させようとした。

 

ところが、セヒはヤンたちの前にでると、

 

「令監、私はユ主簿と情を通じました」

 

と証言した。

驚いたソクが、

 

「貴様、あくまで偽りを言う気か。

令監、これは嘘です」

 

と言い張ったが、ソクに下がるよう命じた。

 

ヤンは、セヒに確認したのち、セヒを恵民署へ送れと命じた。

 

ソビが

 

「令監、前例にならい、官妓にすべきです。

教育を怠ったホンチュンにも、責任を問うて下さい」

 

と声を張り上げる。

しかし、ヤンは

 

「分かっている。

だがそうすれば事が大きくなる。

 

都提調や上の方々の耳に入る前に、静かに収拾をつけたい。

代わりの内医女(ネイニョ)は恵民署から補充しろ。

 

先日、患者に刺鍼した・・・」

 

と言いかけ、ホンチュンがソヒョンだと告げると

 

「そうだ。

あの娘を内医女にしろ」

 

ソビは、湯薬房でセヒを陥れたミョンヒを呼び、必ず呼び戻すから、しばらく恵民署で特にホンチュンの動向を探るようにと命じた。

 

感想

ドジもとうとう落ちるところまで落ちましたね。

 

脅せば何とかなる、とでも思ったのでしょうが、セヒを追い詰めすぎて墓穴を掘ってしまいました。

 

ソクもドジの心配をしている場合でしょうか?

 

典医監の調査が始まるみたいですね・・・

ただ、ソビの存在が不気味です。

 

ホンチュンの技量がねたましいのでしょうか?

それとも他の理由が?

 

まとめ

順調に出世を続けていたドジが、ついに別遣医官という過酷な罰を与えられた。

 

出世と喜ぶドジの家族が真実を知ることに。

 

はたしてドジの母はその重みに耐えられるのか・・・