ホジュン43話ネタバレ

ホジュン~伝説の心医~43話のあらすじネタバレを見ていきます。

 

ジュンは、恭嬪(コンビン)の兄の治療に成功し、異例の昇進を遂げました。

いっぽう、ドジは醜聞の責任を問われて別遣(ピョルギョン)医官として左遷されてしまうことに・・・

 

しかしドジは家族に真実を言えず、栄転だと喜ぶ家族たち。

それがバレてしまってオ氏は・・・

 

ホジュン~伝説の心医~43話あらすじネタバレ

ドジの別遣医官就任を喜んだ妻スクチョンは、かつて通訳として何度も明国と行き来していた実父に助言を求めに行った。

 

しかしスクチョンは、父から衝撃的な事実を聞かされた。

 

別遣医官が実質左遷だということ。

過酷な任務で、任命されたら辞める医官も多いということを聞き、ドジの母オ氏に相談した。

 

 

帰宅したドジにオ氏が左遷の理由を訊く。

 

「ホ・ジュンのせいなの?

奴がお前の前途をつぶしたの?」

 

ドジは否定し、スクチョンに

 

「なぜ余計な話をした」

 

と叱りつける。

 

 

旅だちの報告をするドジに、ヤンは冷たい反応を示した。

 

そしてあれほどドジに媚びを売っていたテウンさえも、早くもジュンにごますりを始めたのをドジが見捨ててしまった。

 

テウンはすぐに逃げ去ったが、ドジはジュンとすれ違った直後に

 

「これで終わりと思うな。

私はまた、はい上がる」

 

と言い捨てて立ち去る。

 

 

・・・ジュンの屋敷にもようやく春が訪れた。

 

ダヒが息子を産んだのだった。

 

息子の名は、父ホ・リュンが母に預けた書状に記されていた。

 

“ホ・ギョム”

 

 

ウィテの命日。

 

ジュンは御供えの酒を持参して、ドジの屋敷を訪問した。

 

ドジの母は寝込んでいたが、ハドンを呼び外にでた。

 

そこになんと、あのジュンが立っていた!

 

オ氏が、何をしに来た、とジュンに尋ねると、ジュンは

 

「師匠の命日なので、ご挨拶をと」

 

と返事をした。

 

オ氏は、

 

「黙れ!

ドジをつぶしておいて、今度はこの家まで滅ぼす気か」

 

その大声に、侍女のハドンとユウォルがでてきた。

 

オ氏はよろめき、侍女に抱きかかえられながら、家の中に戻った。

 

スクチョンが食事を持っていくと、オ氏は部屋の中で血を流し倒れていた。

 

 

医者を呼んでも、何の病か分からない。

 

スクチョンは、ユウォルにドジと親しいテウンを呼びに行かせた。

 

しかしテウンは多忙を理由に断った。

 

ユウォルの返事を聴いたスクチョンは動転した。

 

「若奥様、ホ先生に頼むのはどうでしょう?」

 

とユウォルが提案した。

 

スクチョンが驚いて、

 

「“ホ先生”?

来てくれるかしら。

 

お義母さまにののしられたのに」

 

と言う。

 

 

ジュンは、イルテたちからドジの母が重篤だと聞いた。

 

自宅に帰ってからもだいぶ迷っていたが、ジュンはドジの屋敷に向かった。

 

ユウォルがジュンの姿を見ると、

 

「若奥様、ホ先生です」

 

とスクチョンを呼んだ。

 

スクチョンは、

 

「来て下さったのですね。

どうぞ中へ」

 

 

ジュンが脈を診ていると、オ氏が目をさまし、ジュンが自分を診察していることを知る。

 

オ氏は起き上がり、震える声で

 

「お前、出ていけ」

 

次第に興奮し

 

「今すぐ・・・今すぐ出ていけ!」

 

とジュンにわめいた。

 

ジュンは部屋から出て、ハドン・ユウォルは申し訳なさそうにするばかりだった。

 

 

ダヒが心配してドジの屋敷まで見に来ていた。

 

4人の耳にオ氏の声が聞こえた。

 

「よくものこのこと来られたものだ。

全部、あいつのせいよ」

 

部屋の中では、スクチョンが必死に義母をなだめていたが、

 

「病を治しに来たら、私が感激するとでも?

とんでもない、奴の魂胆はお見通しだ。

 

ユ家がどんなに没落したか、見にきたのよ」

 

オ氏は外に向かい

 

「どうだ、清々したか。

己の師匠の家族を不幸にして!」

 

スクチョンは

 

「ホ先生は、ただ診察しに来たのです」

 

とかばうが、オ氏は

 

「お黙り!

二度と奴を家に入れてはならぬ。

 

この家を不幸にした奴だ。

私が死ぬのを見たくなければ、今すぐ追い出しなさい。

 

早く!」

 

 

・・・やっとスクチョンが部屋から出てきた。

 

スクチョンは、ハドンとユウォルに

 

「お義母さまに水を」

 

と命じ、ジュンに向かい

 

「何とおわびしたらよいか。

こうしてわざわざ来てくださったのに。

 

義母の様子が落ち着いたら話してみます」

 

と言ったが、ジュンは

 

「私はこれで失礼します」

 

と言い、帰ろうとする。

 

ダヒが、

 

「あなた。

せっかく来たのですから、奥様を診察してください」

 

と引き留める。

 

 

そのとき、ユウォルが

 

「若奥様、大変です。

奥様が失神を。

 

出血もひどいです」

 

ジュンはオ氏の病名を“血崩”(けっぽう)だとスクチョンに告げた。

 

そのうえで、このまま出血が止まらなければ死に至る可能性もある、とも。

 

ジュンは

 

「今、患者を興奮させると肝機能に影響が出ます。

心身の安静が大事な時に、私が奥様の診療をすると、むしろ病状を悪化させる恐れがあります」

 

とスクチョンに伝える。

 

スクチョンは真剣なまなざしで、こう言う。

 

「どの医者も、さじを投げて帰りました。

ホ先生だけが頼りなのです。

 

助けてください」

 

 

その頃、宮殿では、明国の使臣がもうすぐ到着するとのことで、重臣たちが頭を抱えていた。

 

ヤンは、ソビを執務室に呼んだ。

 

ソビがヤンに用件を訊いたところ、明の使臣に夜とぎをする医女を選べと言うことだった。

 

ソビは、恵民署から選ぶべきだと言う。

 

恵民署ではソン主簿がトックム(御医女、オイニョ)に、

 

「妓生(キーセン)よりも学識があり、宮中の作法も知る医女が適任だという上からの命令だ」

 

と説明した。

 

 

ジュンは、ドジの屋敷にイェジンが訪ねて来た時、オ氏の病状を直接診れないのが不安だとイェジンに相談した。

 

イェジンは、ホンチュンが婦人病に詳しいので頼んでみたらどうか、と答えた。

 

ジュンがオ氏をなぜ直接診れないのかを言い渋ったが、ホンチュンは快く引き受けてくれた。

 

そして、ジュンがホンチュンを伴ってドジの屋敷へ行った時、ハドンはオグンが一目ぼれした相手と気づき驚いた。

 

ジュンは、ホンチュンをスクチョンにこう紹介した。

 

「私が直接診察できないので内医(ネイ)から病状を聞き、処方を出して治療します。

苦肉の策ですが、今はこの方法しかありません。

 

婦人病の知識なら医官にも劣らぬ医女です。

奥様にも そうお伝えください。

 

とにかく急を要する状態ですので、恵民署の仕事の後にこちらへ通います」

 

スクチョンは、

 

「何とお礼を言えばよいやら。

感謝します」

 

こうして、ホンチュンが診療の代理を始めた。

 

 

しかし、看病の無理がたたり、スクチョンが倒れた。

過労だった。

 

ハドンとホンチュンがオ氏の食事を持っていくと、オ氏は、

 

「なぜスクチョンではなく、お前が来たの」

 

とハドンに訊いた。

 

ハドンは、

 

「若奥様が倒れたんです。

何日も寝ずの看病をなさって、お倒れに」

 

ホンチュンがオ氏の病気にさわると思い、

 

「しばらく休めば回復なさいます」

 

と安心させようとしたが、ハドンはホンチュンと張り合いたい一心で、

 

「意識もありませんし、かなり重病のようです」

 

と言ってしまった。

 

オ氏は、

 

「なぜこんな目に遭わなければならないの。

ドジは左遷されてしまうし、私は重病にかかり、今度はスクチョンまで」

 

ホンチュンは

 

「落ち着いて下さい。

体に毒ですわ」

 

とオ氏をなだめるが、

 

「いっそ死んでしまいたい。

こんな目に遭うなら死んだ方がましよ」

 

ホンチュンがハドンを睨む。

 

オ氏はさらに嘆く。

 

「一体何の因果でこうなるの。

何の罪もないスクチョンまで、巻き添えにしてしまった」

 

感想

これまで陰湿な嫌がらせを続けてきたオ氏であっても、やっぱりジュンは見捨てられませんでしたね。

 

ジュンの腕なら大丈夫だと思いますが、はたしてオ氏は改心するのでしょうか?

 

 

チェソンも、弱い相手には容赦ないですね。

 

でも調査がはいっているのに賄賂もらって大丈夫ですかね。

 

明からの使臣が来るとのことですが

何やらいやな感じがします・・・

 

まとめ

ジュンは、オ氏の治療を自分が指示していると知られずに、やり遂げられるのか?

 

明国の使臣の夜とぎはどうなるのか?

 

次回、またしても急展開。