
『じれったいロマンス』は、2017年春に韓国で放送されたドラマで、主役のチャ・ジヌクを演じたソンフンが俳優としての知名度をぐんと上げたドラマと言えます。
イ・ユミ役のソン・ジウンも可愛らしい雰囲気で役柄にピッタリという印象です。
ソン・ジウンは元歌手で、ソンフンとともにドラマの挿入歌も担当しています。
このドラマは “ワンナイトから始まる本気の恋”を題材にした作品です。
毎日遊び歩く大企業の御曹司チャ・ジヌクと、一人暮らしをしつつ就職活動に苦戦しているイ・ユミが偶然に出会い、一夜を共にしてしまいます。
二人の運命はどのように動いていくのかが見どころの作品ですね。
では、早速第1話のあらすじから見ていきましょう!
じれったいロマンス1話あらすじネタバレ
業界1位の最大手・大福グループ後継者としての自覚がなく、毎日ふらふらと遊び歩くジヌク。
会社の会長であるジヌクの父は息子を見かねて
「地方のリゾートホテルで修業をしてこい」
と命令します。
ジヌクは秘書と共に強制的にホテルに行かされます。
一方ユミは母の2度目の結婚式に招待され、
「忙しくて結婚式どころじゃないわ。なんでそんな遠くで結婚式するのよ!」
と言いつつもスーツを着てリゾートホテルへ。
リゾートへ向かうバスでユミは、唯一空いていたジヌクの隣に座ろうとし、バスが急発進したためジヌクの膝の上に座ってしまう。
さらに上からユミの本が落ちてきてジヌクはかなり不機嫌に。
ジヌクのユミへの第一印象は最悪でした。
式場でフルメイクとドレスアップをされたユミは、その場で母親からブラパットを無理やりつけさせられます。
ドレスアップしたユミが式場へ向かっていると、ベルボーイとしてケーキを運んでいたジヌクとぶつかり、ユミはケーキまみれに。
部屋に戻り母親と電話をしながら、
「いい年して再婚なんてやめてよ!情けない」
というユミに対し、
「あんたはいまだに男の一人もいないわけ?こっちが情けないわよ」
と言われてしまいます。
その時、ぶつかったことの謝罪に行くよう上司から命じられたジヌクは、ユミの部屋を訪ねます。
ケンカと緊急事態
ユミは、訪ねてきたジヌクがバスで出会った人物とは気づかず、ワインを持ってきたジヌクを追い返そうとします。
ジヌクは、
「覚えてないか?バスの中で会っただろ。
さっきも暴れ牛みたいに突進してきやがって。そっちも謝るべきだろ!」
と不満をぶちまけます。
“暴れ牛“と言われたことに腹を立てたユミは、口論になりジヌクは出て行ってしまいます。
「あ、車のキー。しまった…」
少しして、ジヌクはユミの部屋で車のキーを落としたことに気づきます。
ユミはその頃、ワインが入ったグラスを片手に浴室へ。
ところが足を滑らせ派手に転倒、ワインをぶちまけてしまいます。
ジヌクが車のキーを回収するため再度ユミの部屋を訪ねると、
「助けてください…」
というかすかな声が聞こえ、慌ててジヌクがマスターキーで入り、浴室の扉を開けると床にぶちまけられたワインとバスローブ姿で倒れているユミが。
ジヌクは気が動転し、救急車を呼びユミを抱えて走り出します。
救急隊員がケガの確認のため足を触ると、ユミは突然ケラケラ笑いだし隊員を蹴り飛ばし飛び起きます。
しばらくしてジヌクは、
「どういうつもりだ。なんであんなとこで倒れてたんだよ!!今日1日で何回目だ。大丈夫なら一言いうべきだろ!!」
と怒鳴りつけます。
運命の一日
ジヌクがユミに怒っていると、
「私は思い通りにシャワーも浴びられないの?何一つ思い通りにならない…最低よ」
とバスローブ姿のまま涙をためて話すユミ。
「大丈夫か?まぁ、ちゃんと話せてるなら異常はないみたいだな。旅行に来たならしっかり楽しめ」
と言いながら、ジヌクは自分の上着をユミの肩にかけてその場を去ります。
その次の日の朝、ユミはジヌクの言葉を思い出し、母親からもらったブラパッドをつけて、一人で散策に出かけます。
その頃ジヌクは、幼いころに別れた母親の店の前へ。
ジヌクは花束をそっと置き、その花束を見つける母親の姿をこっそり遠くから見つめていました。
一人で出かけたユミは空腹に耐えかね食堂を探すも、二人以上でなければ入れず、コンビニのおにぎりを買いバス停のベンチに座ります。
そこに車に乗ったジヌクが通りかかり、ユミに声を掛けます。
ユミをからかうジヌクに、
「知らないふりをしてくれ」
というユミ。
「俺のこと何も知らないだろうが、俺はその辺の人とは違うんだ。
言うつもりはなかったけど、このリゾートの会長の!…」
「その高級車、一体どうしたんですか!?」
というユミ。
ジヌクは
「ま、いいや。車で送ってやる。乗らないのか?」
と急かします。
結局ユミは車に乗りこむも、ジヌクはホテルへ送ってくれず海辺にやってきます。
車を砂浜に停め海辺で色々な話をし、ジヌクは心を開くユミの姿に興味をもち始めます。
ユミは、ジヌクが
「大丈夫か?」
と心配してくれたことが嬉しく慰められた、そんな人はいなかったから、と素直に話しながら涙を流します。
ジヌクは
「いろんな女と話したけど俺が大丈夫か、って心配してくれたって泣く女は初めてだし、泣いている女が綺麗だと思ったのも初めてだ」
と言い、しゃっくりをするユミにキスをするジヌク。
そのまま二人は車で一夜を共にします。
じれったいロマンス1話感想
ドラマ内では、ジヌクのセリフや立ち振る舞いが序盤はコミカルなのですが、だんだんと真剣モードに変わっていき、徐々に視聴者をときめかせてくれるのがこのドラマのみどころです!
1話では少しドジで素直な女性としてユミが登場しますが、内容も現代的な要素が多く含まれているので共感できる部分が多いと思います。
まとめと2話次回予告
じれったいロマンス第1話では、二人の出会いまでの過程が描かれていました。
現状を変えようと必死にもがく女性と、すべてを持っているように見える男性。
それぞれの視点が描かれています。
2話では、二人が一夜を共にしたところから始まります。
その後にどのような展開になるのでしょうか。
この時点で二人がどのように別れ、3年後にどのように再会するのか、2話では詳しく展開が進んでいきます。
ぜひお楽しみに!