ホジュン伝説の心医7話ネタバレ

ホジュン~伝説の心医~第7話のネタバレあらすじについて見ていきます。

 

ホジュン第7話では、ドジの試験の結末や、ジュンとダヒとの身分違いの関係の結末が描かれています。

 

果たしてドジは、試験に受かったのでしょうか。

詳しく見ていきます。

 

「ホジュン~伝説の心医~」第7話をもっと楽しめるプチ情報

雑科:朝鮮の身分制度は時代により変化するが、このドラマの中の宣祖の時代には、国王が儒教に傾倒していたため、身分制度は厳しかったと思われる。

 

法律で定められているわけではないが、世襲の場合が多い。

 

朝鮮の身分制度は両班・中人・常民に分かれ、その下に被支配者としての賤民がいる。

 

両班は科挙のなかでも、文科に合格し官位を授かった文斑が高位とされ、武科に合格し官位を得た武斑がそれに続き、その両方の一族をいわば貴族階級として両班と称した。

(宣祖の時代は側室の一族に例外はなかった)

 

雑科(チョクチャ)は両班ではなく、中人の階級が受験し御医をはじめとする高官に抜擢されれば、官位を授けられ両班に列せられることもある。

宿屋で、文斑を受験する両班に、ドジがからかわれるのもこうした背景による。

 

ホジュン~伝説の心医~第7話のネタバレあらすじ

ホ・ジュンが重病を患う賤民の子供を外へ連れ出そうとしたところへ、帰ってきたユ・ウィテと大師。

 

「何をしているんだ」

 

と咎めるウィテに、ジュンが

 

「奥様が運び出せと言った」

 

と答えたところ、ウィテが一番弟子イム・オグンに怒鳴りつけ、

 

「ドジはどこだ!」

 

と聞く。

オグンが

 

「ドジ様は科挙の勉強中です」

 

と答えると

 

「科挙ごときのために瀕死の病人を追い出そうというのか」

 

と嘆くウィテ。

 

そして、ウィテはドジを呼び出す。

 

ウィテ

 

「大師様には忙しい中、科挙が近いゆえ、力を試していただこうと来てもらった」

 

とドジに伝える。

 

ドジは、大師の質問にすらすらと答えるが、

 

「冬に米を食べ、夏に麦を食べる理由は?」

 

の問いに

 

「旬(収穫したて)だからでは」

 

と答え、

 

「医者とは思えん答えだな」

 

と指摘される。

 

医者になるには、薬種と五味の体に及ぼす影響と、7つの感情の均衡が崩れないようにしなければならない、としたうえで、最後のひとつを知らなければ医者にはなれないとも言う。

 

「それは矜恤(きょうじゅつ)だ。

苦しんでいる人の心に寄り添い思いやる心だ」

 

と大師は言い放つ。

ドジは馬鹿にしたように

 

「それが科挙に出るのですか」

 

と問う。

 

「科挙など関係ない。医者ならば胸に刻んでおけ。出るか出ないかは関係ない」

 

と諭す大師。

そして大師はドジにこう断言した。

 

「医者は眼差しだけで心を安心させなければならない」

 

押し黙ったままのウィテに、ドジはこう問いかける。

 

「なぜ大師様をお連れしたかわかりました。科挙に受かるためではなく諦めさせるためですね」

 

父ウィテにも

 

「お前を立派な医者にするためだ。今のお前はまだまだ未熟だ」

 

と言われ憤然として退出するドジ。

 

ウィテと2人きりになった大師は、ウィテに、

 

「そう無理に引き留めることもない。

身をもって分からせてやればよい」

 

と意味深な言葉を放つ。

 

ウィテは、ドジに

 

「ジュンを連れて科挙に行け」

 

と言い渡した。

父ウィテは

 

「世の中が求めるのは心医だけだ」

 

と言い、

 

「心医になれ」

 

というはなむけの言葉を贈った。

 

ジュンは号牌を手に入れてくれ、とインテに頼み込み、当日の朝やっと手に入った。

 

いっぽうドジは義妹イェジンに告白したが、イェジンは医術以外のことには興味がないと義兄に言う。

 

そこに間の悪いことにジュンが

 

「用意が出来ました」

 

とあらわれる。

 

こうしてドジは、ジュンを伴って漢陽に向かう・・・

 

宿には客があふれ返っていたが幸いなことに1部屋空いていた。

みんな科挙を受ける客だと女将が教えてくれた。

 

そこへ両班の客が2人やってきた。

満室だから、と断る女将に、

 

「どうせ雑科(チャクチャ)だろうから平民を追い出せ」

 

と言う両班。

 

ジュンは両班と聞き、血相を変える。

結局、両班と相部屋ということでおちついたが、両班はドジが懸命に勉強しているのを尻目に酒を酌み交わす。

 

さらに両班は、ドジをからかい、李白の漢詩をそらんじてみせる。

 

ドジにとっては屈辱だったが、なんとジュンはその詩の前段をそらんじてみせ、なおかつそれは李白ではなく、杜甫の詩だと誤りを正す。

 

こうして、ドジはジュンに初めて一目置くようになり、ジュンの助けを借りて勉強に励む。

 

科挙当日、合格は確実と思われたのだが・・・

 

感想

ジュンがドジのお供をして漢陽に行く、と聞いた母親の反応に脱帽です。

ジュンの心の中は、母にはお見通しなのですね。

 

「ダヒとは、しょせん身分違いなのだから」

 

と息子ジュンを思いやる。

 

ジュンは、一目見れば諦められると言いますが、そんなわけないですよね。

結局ダヒが漢陽を離れたと聞かされ、むなしい思いをしただけでした。

 

オグンもまた、つらいですね。

10年も頑張ってきたのに、才能がないことを思い嘆いていました。

 

でも、ロマンスの気配が・・・

 

科挙の面接で御医に会い、よせばいいのに山陰の名医の息子と自慢してしまったドジ。

ユ・ウィテの息子と名乗ったばかりに、科挙を落第してしまいました。

 

そして、父ウィテと御医との10数年前の対決を知ることになります。

 

同じように科挙を受け、結果に納得できなかった父ウィテと若かりし御医ヤンとの対決「九鍼の儀」とは・・・

次回、その対決がみられます!

ゾクゾクしますね(*´∀`*)