ホジュン20話ネタバレあらすじ

ホジュン~伝説の心医~20話のあらすじネタバレをみていきます。

 

大師やイェジン、母、何よりダヒが屈辱に耐えて作りだした路銀を持って科挙の行われる漢陽へと向かうジュンでした。

しかし、またしても患者は見捨てられない、そんな性格があだとなり・・・

 

ホジュン~伝説の心医20話ネタバレあらすじ

ジュンは、またも騙されてしまう。

診療時間を極限まで延長し、人々から感謝して村を出たのに、道案内のドルセが、近道をすると偽りジュンを自宅まで連れていったのだ。

 

自分の母親を診察して欲しい、と言う。

そのときジュンは、さすがに激怒して立ち去ろうとしたが、ドルセの母が息子の声を聞きつけて、自宅から出てくる。

 

ドルセの母が血を吐きながら転がり出てきたのを見て、ジュンは足を止めてしまう。

ジュンは脈を診ながら、

 

「いつからなんだ、血を吐くなんて!」

 

ドルセは、

 

「去年の秋、あまりにも苦しそうだったので、医者に診せたら」

 

と涙声で言葉に詰まるので、

 

「医者は何と?」

 

とジュンが促すと、

 

「もう長くないから、うまいものでも食わせてやれと」

 

悲しげにドルセが伝える。

 

 

ジュンは、ドルセの母を部屋の中に運び込み診察を始める。

そしてドルセに、母親の手と足を揉ませると、ジュンは鍼治療を始める。

 

患者は依然苦しそうにしている。

それを見たジュンは処方箋を書き、ドルセに一番近い医院へ生薬を買いに行かせた。

 

ジュンは患者が弱っていたので、以前首を吊った患者にしたように、自分の指をかんで血を出し、その血を患者に飲ませたのだった。

 

ジュンが外で薬を煎じ始める。

ドルセが、中で母親の手足を揉みながら、母の衣の血の跡を見て、

 

「もう少しの辛抱だ。

生薬を買ってきたから、もう血もはかないよ」

 

母は否定し

 

「これは、私の血じゃない、あの人が自分の指をかみ切ったんだよ」

 

ドルセは驚いて

 

「指をかみ切った?」

 

ドルセの母は、

 

「さっき息が止まって、死にそうになった。

そしたら喉に熱いものが、流れたきて、目を開けたらあの人の指から血が流れてたんだよ」

 

ドルセは言葉も出なかったが、

 

「誰なんだい、あの人は誰なの」

 

と訊く母に、ドルセはただ、むせび泣くのみだった。

 

ドルセは外に出て、煎じ薬を作っているジュンの前でがっくりうなだれたまま、跪く。

 

「中に戻って、お母さんのそばにいろ」

 

というジュンにドルセは泣きながら包帯を巻く。

その様子にジュンは、

 

「容体が急変したから、私にできることをしただけだ」

 

と事もなげに言う。

それを聞き、

 

「こんなにしていただいて、どう恩返しをすればいいのか・・・」

 

と、ドルセは言葉に詰まる。

 

(漢陽まで、26里、あとまる二日しかない。

一日で13里だ。

今、発たなくては、間に合わなくなる」)

 

ジュンはそう思い立ち上がったが、

 

(だが、この薬は、毒性の強い附子(ぶし、トリカブト)を含んでいて、慎重に扱わねば患者が死ぬ

(行かねば。

でないと科挙を受けられない)

 

 

ジュンは葛藤する。

 

ジュンは患者の汗をぬぐいながら、ドルセに

 

「いいか、よく聞いてくれ。

処方した薬には、毒性の強い附子が、含まれている。

 

量を間違えると、失明や死に至る危険がある。

必ず私の指示通りに飲ませろ」

 

と言い、ドルセも必ず守りますと答えた。

ジュンはドルセに金を渡し、

 

「毒性の強い薬を飲むには、体力が必要だが、大分、体が弱っている。

肉でも食べさせてやれ」

 

と言い漢陽に発とうとする。

ドルセ、申し訳なさそうに、

 

「先生、科挙には間に合わないんもでは?」

 

と尋ねるが、ジュンは

 

「休まず歩けば、開始時間に間に合う。

心配するな」

 

と答える。

 

「もう何日も眠ってないでしょう?」

 

と、ドルセはなおも心配心配する。

 

「私の母は昔から口癖のように、こういっていた。

 

“死ねば存分に眠れる”

“命ある限り学問にはげめ”

 

と。」

 

ジュンは、

 

「夢だった科挙が、受けられるのだ、

睡眠不足など何てことない、漢陽に向かう」

 

と、強がりを言うのだった。

考えあぐねたドルセは、

 

「馬に乗れますか?もし馬を扱えるなら、おわびの気持ちに、馬を用意したいんです」

 

と申し出た・・・

こうして、ジュンはドルセの話にのってしまう。

しかしやってきたのは、馬ではなく、役人だった。

 

ジュンは、馬泥棒の一味として扱われ、貴重な時間を無駄にすることになった。

 

役所には、ジュンに助けられたあの患者たちとその家族が押し寄せ、ジュンの放免を嘆願しに来ていた。

 

患者たちは、

 

「罰するなら、私たちを!」

 

ジュンが

 

「なぜ、ここへ」

 

と尋ねると、

 

「捕まったと聞いて、

急いで駆けつけたんです」

 

「釈放されなければ、皆で牢を壊してでも、救う覚悟でした。

先生をこんな目に遭わせてしまって、どうおわびをしていいやらわかりません」

 

と口々に言うのだった・・・

 

感想

何を、何をするんだ、ドルセ!

せっかくジュンから金を受け取ったのだから、その金で馬を借りてくればいいのに・・・

大師の使いで、山陰に向かうイェジンにでしたが、イルソとハマンの夫婦に会っちゃいましたね。

 

幸せそうに子供を抱く姿だけでも羨ましいイェジンなのに、イルソが、

 

「イェジン様も早く結婚をして」

 

などど(汗)

夫婦そろって口が軽いんですね(^_^;)

 

まとめ

今回は、ホジュン20話のあらすじネタバレを見ていきました。

役所の県監(ヒョンガム)の好意で馬を借りたのはいいが、ジュンは不眠不休で働いたため、結局科挙に間に合わなかったという結末に。

 

また酒浸りになり、ならず者に戻るのでしょうか?

そして、科挙に合格したは良いものの、ドジと御医ヤン・イェスの確執は・・・

 

ジュンとドジ、二人の今後はまた次回に。